ロゼ。正気を取り戻したみたいですね。今までいったいどうしていたんだ。ダンテに何かをされたわけではなさそうだけれども。いや、実は催眠術か何かされていたのかな。そうでないと、ちょっとおかしいですものね。
食欲しかないグラトニーというのは怖いです。というか、食欲しかなければダンテ自身にもコントロールできなくなるというのは容易に想像できたと思うのですけども。案外まぬけです。あのあとどうなったのか…。ダンテは食われちゃったと私は思うのですが。グラトニーはあそこに閉じ込められて、食べる物がなくなって餓死、とか…。
セリムに預けたあの鍵は、やはり遺骸(の一部)でしたか。持ってきちゃうとは…。父親を助けたかったのに、逆に追い込むはめになってしまいましたね。
セリムはあれで死んだわけはないですよね、たぶん。父親の正体はわからなかったと思いますが、マスタングが父親を暗殺しようとしたことはわかったのではないのかな。セリムがそう言ったらマスタングは拘束されるはずだと思うけれど、普通に療養していましたよね。うーん…。大総統は失踪ということになっているようですが、それは死体がみつからなかったからということか。
マスタングの黒い眼帯は大総統を思い出させます。せめて白い眼帯にしてくださいよ…。あえてそうしているのかな。
エド。自分の命を犠牲にしてアルを錬成した。けれど、賢者の石も無しにそんなことがどうして出来たのだろう。しかも、自分の命は結局、犠牲にはしていませんし。自分の体ごと扉の向こうに持っていかれた、という言い方も出来ますけど。エドはいったん扉の向こうに行ったので、自分が持つ「扉」をより大きく開くことが出来るようになったということなのでしょうか。
扉をはさんで、エドたちの世界と私たちの世界がつながっているというのはわかりました。でも、エドやアルやエンヴィーを持っていった、あの黒い手のヤツはなんなのでしょう。「持っていかれた」というのは、私たちの世界に来たわけではなさそうですよね。ラースが門の向こうをえらく恐れていましたし。何か別の次元の世界があるのでしょうか。宇宙とか? そこに真理があると。エドは宇宙を目指すみたいですしね。
どうして扉の向こうの世界では錬金術が使えないのかがわかりません。自分が持つ扉を開いてエネルギーを受け取るとして、それが一方通行だからということなのでしょうか。そうすると、なぜ一方通行なのかという疑問が…。エドたちの世界でも人はたくさん死んでいるわけですし…。
どうしてホムンクルスが生まれるのか、ホムンクルスの存在はなんなのか、納得のいく答えはなかったです。人体錬成に失敗したとき、門と扉の向こうで何が起こっているのでしょう。そして精神と魂と肉体の関係は?
結局、根本的な解決には至りませんでしたね。これからもエドたちの世界では錬金術が使われ続けるだろうし、賢者の石を求める人は出てくるだろうし、人体錬成を試みる人も出てくるだろうし。私たちの世界でも、ずっと戦争は絶えませんしね。それでも「不完全だから」美しいし面白い、ということなのかな。
アルの言っていた「等価交換は僕と兄さんの約束だ」というのはよかった。このシーンでアルが言っていたことが、すべてを物語っていますね。これには納得です。
ロゼの抱いていた赤ん坊は結局どこの子だったのでしょうか。ロゼはウィンリィのところに居候しながら、あの子を育てているようですね。
アルが10歳の姿で錬成されたというのは、エドが小さかったからかと思ってしまいました。等価交換では10歳のアルが精一杯とか…。すみません(汗)。
アルが再び錬金術の修行を始めたことは、なんだか少し悲しかったです。前向きに純粋だから、よけいにつらいです。アルが錬金術の仕組みを知ったら、扉の向こうのことを知ったら、と思うとね。それに、エドを取り戻すために、自分を犠牲にしそうですし。この兄弟は本当に…(涙)。
ホーエンハイムはいつまであの体でいられるのだろう。察するに、あの体で100年以上は生きていそうですけれど。エンヴィーは今の体のときに生まれた子供ですよね。うーん、なぜ若いままなんだ。ダンテは老けていたのに。しかし、あのダンテがおばあちゃん姿で甘んじていたというのが不思議だ…。いい体が見つからなかったのかな。もしかしてイズミも狙われていたのか?
なんにせよ、夢も希望もない悲惨な終わり方でなくて安心しました。
映画は「シャンバラを征く者」。シャンバラってチベットかどこかにあるといわれている国(?)ですよね。確か宇宙の真理とかと関係があったような。シャンバラに行っちゃうのですか? エドが? ホーエンハイムがあやしげな宗教(?)の集会に行っていたことと関係があるのかな。
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瑞原唯子
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