美和子の知人女性が、行方不明になった婚約者の捜索を右京に依頼する話のつづき。
阿佐子が追っていたのは婚約者ではなく、婚約者が亡くなった爆弾事件で犯人に指示していた男だったと。何となく婚約者でないような気はしていたけど、一緒に仲睦まじそうに写った写真があるしなぁ…と思っていたら AIで作ったものだったらしい。暗がりで一瞬見かけただけのひとの顔をよくそこまで覚えてるね。見かけたときはまだ犯人とも認識していなかったのに。観察力がすごすぎ…。
鶴見がそこまでして『微笑みの楽園』を潰そうとした理由がわからない。そのうちテロ組織になると思ったというだけで、裏でつながっているとはいえ懲戒免職になってまで…その後の生活の保障もないし、切り捨てられるかもしれないのに。そして怪しい兆候もなかったのにマッチポンプまでして。純粋に使命に燃えていたんだろうか。それとも個人的な恨みでもあったんだろうか。
甲斐さん、特命係に情報を与えたうえでおとなしくしていてくれって、おとなしくするわけないじゃん! と思ったら、それを見越してのことだったのか。ほんと特命係のことをよくわかっているし扱いが上手い。右京さんはそれを察したうえで動いていたようだけど。
社美彌子は思ったより元気そうだった。車椅子なのはまだ治りきっていないから? そのうち歩けるようになる? しかし衣笠も狸だけど、社美彌子も負けず劣らず狸だな。目指してるのは官房長? 自己の欲望のためでなく、組織をよくするためだと信じたいが…。
青木には笑った。普通に路上で待ち合わせしてから、マンションの一室で椅子に縛りつけられるまでの経緯が知りたい。相手は素人の女性なのに、抵抗することも逃げることもできなかったんだろうか。何かしらの武器で脅されていたのかなとは思うけど。それにしても情報を漏らしまくったり犯人に協力したりして、上からお咎めはなかったんだろうか。ほんと内調に向いてないと思うんですけどね…人手不足が深刻なのかなぁ。
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