瑞原唯子のひとりごと

黒子のバスケ 第二期

第一期よりますます面白くなってました。火神が丸くなったというか落ち着いてきて、黒子の負けず嫌いで熱い性格がよく出ていて、そして誠凜がチームとしてまとまってきて。火神とキセキの世代が絡んできてるのも良いです。

日向先輩の過去話にはびっくりしたというか笑ったというか。一瞬、誰かと思ったわ。いたって真面目な話ではあるんですけど、あの絵に描いたようなグレっぷりには笑わずにはいられなかった。形から入ってみたけど板についてないあたりが可愛いです。これはもう本人的には黒歴史だろうなぁ。

キセキの世代がようやくみんな登場してくれました。まだ赤司だけが正体不明だけど。前髪を切るシーンはドキドキしてしまいました。え、デコ出しパッツンになるんじゃ…むしろガタガタになるんじゃ…どうするの…?! とか思ってたのに、なんか上手く切れてた(笑)。このシーンのセリフ、アニメでは「親でも許さない」だったけど、原作では「親でも殺す」だったとか。自主規制なのかな。別にこのくらい大丈夫だと思うんだけどなぁ。

桃井さんとリコの温泉おっぱい対決が何気に強烈で忘れられない。二人とも好きなんだけど、桃井さんってリコにはやたら挑発的だよね。普段は素直で可愛いのに。いや、挑発的な桃井さんも好きなのでいいんだけど。

気になったんだけど、桃井さんは青峰のことを「青峰君」と呼んでいたのに、いつのまにか「大ちゃん」になってたよね。ウィンターカップで負けたあとからかな。そもそも「青峰君」という呼び方に違和感があったんだけど…きいちゃん、テツくん、むっくん、みどりん、とか他のキセキの世代は愛称で呼んでたのに、いちばん近くにいる青峰が何で青峰君なのかと。もっと昔は大ちゃん呼びだったのかなぁ。

桐皇戦は面白かった。楽しそうにバスケをする青峰君をもういちど見たい、という黒子の願いが叶って、こぶしを合わせられて、こっちも胸が熱くなりましたさ。そのあと黒子が青峰にシュートを教わったのも胸アツ展開でした。昨日の敵は今日の友、みたいなね!

氷室は何というか反抗期にしか見えなかった。アレックスに対する態度も、火神への意識の仕方も、無意識に虚勢を張っているのかなと。しかし、まさか逆上したあげくボロボロ泣き出すとは…驚いた。あの泣き顔が美しすぎて脳裏にこびりついている。あのときの涙まじりの声もくるね。で、紫原がそれを認めたのにはもっと驚いた。なんていうか…結局、氷室のことが好きなだけじゃね? とか思ってしまってごめんなさい。

いくら好きで必死に努力しても天才にはどうしても及ばない。目の前に努力で越えられない壁があるのがわかっちゃうとつらいだろうね。でも、好きじゃないから頑張る気になれないってのもわかる。頑張らなくてもできちゃうから頑張る意味もないというか。

紫原がゾーンに入ったけど、今まであんまりバスケが好きじゃなかったのは本当じゃないかな。真剣勝負をするうちに目覚めていったような気がする。それは、そこまで追いつめた誠凜と、氷室の存在…のおかげかな。真剣に全力で戦って負けると悔しいよね。その気持ちを知ったんだからバスケをやめないと思う。

最後、黒子が全部おいしいところを持っていったような気がする(笑)。紫原のシュートを阻んだところが異常にかっこよくてもう。これが火神だったら普通にすごいと思うだけなんだけど、黒子だからね。やっぱり滾るよね。

氷室と火神の兄弟をやめるとかいう話。試合終了後、二人とも引っ込みがつかなくなった感があってもやもやしてたんだけど、黒子はさすがでした。今の氷室だったら素直に受け入れてくれると思う。アレックスにも素直になっていたし…ていうか、アレックスの器が大きくて良かったな。相当失礼な態度をとってたぞ(笑)。

ウィンターカップもまだ続いてますし、第三期ありますよね? なかったら泣くよ!

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