瑞原唯子のひとりごと

特捜9 season7 第4話「愛の記憶」


1年前に絵画修復師の夫が刺殺され、直後に妻が突き落とされ、修復していた絵画が盗まれた事件。

1年前の妻の通報があからさまに芝居がかってて「絶対これ妻が犯人だろ」と笑ってたら、その途端に突き落とされたので「違ったか」と思ったんだけど、やっぱり妻が犯人で合ってたんだな。記憶喪失は本当のようで…愛していた夫を殺したのが自分だと聞かされたらめちゃくちゃショックだよね。想像するだけで苦しくなる。殺した記憶がないのに罪を償わなければならないのもつらい。

関係者みんな芸術関係のひとたちということでなかなか激しかった。画家は友人の夫に嘘を吹き込んで寝取るし、妻は不倫した夫を刺し殺すし、工房スタッフは画家の才能を愛するがゆえに殺人の罪を被ろうとするし…スタッフがいちばん芸術に狂ってる感があって嫌いじゃない。

夫は「妻が不倫してる」と嘘を吹き込まれただけで信じたの? 相手は? 証拠は? 画家がうまいこと捏造して信じさせたんだろうか。だとしても妻の言い分はきちんと聞いたんだろうか。妻の言い分も聞かずに、あるいは信じずに、現場を見たわけでもないのにチクってきた女の話ばかり信じるとか最悪なんだけど。そのうえ優しく慰めてきたその女と不倫するとか…チョロすぎ。そりゃその程度と言われても仕方ない。

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