瑞原唯子のひとりごと

ピアノの森 #22 ショパンの生まれた国で

ピアノの森 #22 ショパンの生まれた国で。レフとの会話でどうなることかちょっと心配してたけど、カイはカイだった。よかった。レフまで浄化された感じですね。黒いといってもそこまで悪い子ではなかったからな。でもいろいろと意地悪された相手にああいう対応ができるカイはすごいと思うの。誉子もショパンコンクールを聴きに来たんだ。カイならともかく、修平がここで便所姫と呼ぶとは思わなかったぞ(笑)。ふたりは小学生のとき以来なのかな。コンクールで顔を合わせることはなかったんだろうか。誉子はもうピアノをやめてる? やってても修平とはレベルが違いすぎる? そしてカイの演奏。停電は何かの陰謀なの? 偶然なの? でもカイもオケのひとたちもみんな冷静でよかった。譜面が見えなくて演奏できないんじゃと心配したけど、そんなこともないようで。オケの指揮者もカイに協力的みたいだしほっとした。オケがコンテスタントを気に入らなくて、あるいは勝たせたくなくて、わざと変な演奏をするとかいうことはないのかな…とちょっと考えてしまった。カイの過去もあらためてちょっと出てきたり。これまでも断片的にしか描かれてなかったけど、ほんと大変だったんだなぁと。中学に行くのに土下座しなければいけないってどういうこと? 阿字野に見出されなければ、中学にも行かず、森の端からも出られず一生を終える感じだったんですかね。森のピアノもいつかは朽ちるだろうしなぁ…ピアノすら弾けなくなってたかも。

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