ちはやふる —結び—。原作・アニメは見ていなくて、映画前2作はテレビ放送で見ました。前2作もそうだったけど、結びはさらにダイジェストっぽいなと感じました。新キャラも人物像をきちんと描かないで必要なところだけで使っているというか。後輩二人はおそらくかるた部で練習とか合宿とかしていて、いろいろあって気持ちが変化していったんだろうけど、そういうシーンは描かれていないのでもやっとする。千早は以前よりマシになったけどまだちょいちょいイラッとするな。いままでもらってばかりだったから、今度は自分が後輩たちにあげたいみたいなことを言ってたけど、もらってばかりだという自覚があったことに驚いた。まあどこまでわかってるかはわからないけど。太一は頭はいいらしいけど思い込みが激しいのかな。後輩の伝聞と推測を鵜呑みにしてしまうなんて。しかし、かるた部をやめて、練習もしてなくて、それでいきなり団体戦決勝に出て勝っちゃうってのはどうなんだろう。確かに物語としては盛り上がるんだけどさ。練習しなくても勝てるものなのかな、他の部員は反発しなかったのかな、とかいろいろ考えてしまう。告白の返事は予想がついた。それしかないだろうなと。そもそも新は返事とか求めてなかったよね。終わり方はよかったです。エピローグがなかったら中途半端に感じたと思うけど、あのエピローグでちゃんと結べたなと。きちんと後輩にあげられるひとになったのなら感慨深い。