総一郎は自分と近いトラウマの匂いがする怜司に居心地の良さを感じたけど、怜司はだからこそ総一郎を突き放したのか。怜司はそんな生ぬるい居心地の良さというものは求めていないのでしょうね。「すくいがない」という言葉にすべてが込められているように思えます。
怜司が総司にだけ心を許せたという話。総一郎と雪野に少し共通するものがあるなと思いました。闇の中にいた総一郎にとって雪野は光だったのですよね。そして、怜司にとっては総司が光だった。でも逆の部分もあるのか。総一郎はなかなか心を開かなかったけれど、雪野が開かせた。怜司は心を許していたけれど、総司の一言でそれが崩れてしまったのですよね。
総司が怜司を拒絶した一言。仕方ないのではないかと思うのですよ。無邪気だけど、怜司もかなり傷つけるような言い方をしていましたし。自分よりずいぶん年下の弟にあっさりミスを見つけられ、そんなふうに言われたら、何か心に突き刺さるものがあるでしょう。今までずっとこらえていたものが後押ししたというのもあるのでしょうね。怜司は悪くないということは、総司もわかっているはずなのに。ただ何もかもが完璧すぎたということか。嫉妬…ですかね。総司は「闇」といっていたけど、人間そういう気持ちは誰でも多少は持っていると思うのです。なんだかやりきれませんね。
怜司は本当は傷つきやすい人なのではないかと思うのです。人に心を開かないのもそうですし、自分の置かれた状況をゲームとして楽しんだというのも、まともにやっていたのでは壊れてしまうからですよね。このあとどうなってしまったのか、非常に気になります。
若い頃の志津音さんはかわいいですね。今でもきれいでいい人ですけど。雰囲気的にりかちゃんをもう少し大人っぽくしたような感じかなと思いました。
若い頃の怜司は総一郎そのものですね。生き写しだ…。
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