グラトニーの腹の中はどこかに繋がっているのではないかと思っていましたが、まさか真理の扉の疑似だったとは。そんなものまで作ろうとしていたなんて、いったい何が目的なのだろう。
エンヴィーまで飲み込まれてしまったのは、けっこう間抜けで笑えました。チビと言いかけてやめたのは意外。そんなことに気を遣うとは思いませんでした。ここでチビと言ってしまうと、エドが怒り出して話が続かないと思ったからかもしれませんが。
エンヴィーの真の姿は想像以上でした。ああいう姿はエンヴィーだけなのですかね? 他のホムンクルスには真の姿というのはないのでしょうか。
しかし、真理の扉を開けるとか、どこに繋がっているのかとか、どういう原理なのかとか、人体錬成とか、その代償とか、精神と肉体と魂とか、いまいちよくわかりません。考えれば考えるほど混乱してきます。なんとなくそういうものだと思って納得させるしかないのか。
エドとアルが“お父様”と対面。これでお父様がホーエンハイムかどうか、明らかになるかな。
シンの国の人たちは、感覚の鋭い人が多いみたいですね。メイ・チャンといいランファンといい。スカーとメイ・チャンのコンビがなかなかいい感じです。結局、スカーのことはなんと呼ぶことになったのでしょうか。
今回いちばんゾクゾクきたのが軍関係の話ですよ。レイブン将軍は味方に引き込めるか? と思ってしまった自分の甘さがくやしかった。キング・ブラッドレイひとりではないかもしれないとは思っていましたが、上層部みんなだったとは…。身震いしましたよ。
マスタング大佐とキング・ブラッドレイとの会話もすごい。マスタング、圧倒されてます。もはや悪あがき状態です。こんな嘘みたいな状況に置かれ、すべての話を聞かされているという状況というのも、はかりしれない怖さがあります。大総統側は余裕なのですよね。
そして極めつけが人事異動。ああ、バラバラになるんだ…とそれだけでショックだったのに、ホークアイ中尉の「大総統付き補佐」にはもう…! 完全に人質ですよね。マスタング大佐の「弱点」を突いてきたわけだ。これから本当にどうなるのだろう。ホークアイ中尉はマスタング大佐の足枷のままでいられるのか、マスタング大佐はどういう行動に出るのかなど、気になることだらけ。
個人的には、戦ってどうとかいうより、こういう陰謀めいたことの方が面白い感じます。なので、この展開は大歓迎です。が、不安でもあります。ストーリーとしては面白いのですが、マスタング大佐とホークアイ中尉のことが心配で心配でたまらない。怖いです。
荒川弘イラスト集 「FULLMETAL ALCHEMIST 2」も同時に発売されていました。不覚にも知りませんでした。いつもアマゾンで「鋼の錬金術師」で検索をして調べているので、これは引っかからなかったようです…。アマゾンももうちょっと気を利かせてくれればいいのに。で、買おうか迷ったのですが、今日はやめておきました。大きかったので今日のカバンに入らなかったという理由。今度買ってくるつもりです。
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瑞原唯子
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