右京さんがひとり弘前行きの高速夜行バスに乗り、隣の老婦人に絡む話。
詐欺で服役中の見知らぬ祖母にわざわざ面会しに来たうえ、軽蔑の素振りも見せず、恨み言も言わず、ただニコニコと優しく接するなんておかしいと思ったよ。普通なら関わり合いになりたくないと思いそうなものなのに。無視できなかったとしても複雑な気持ちはあるはず。でも孫娘にはそういう機微がまったく見えなくてモヤモヤしてた。なるほど詐欺の金を奪うための手段として優しい孫娘を演じていたのなら納得。
右京さんとっさに追いかけたので準備する暇はなかったんだろうけど、ビシッとスーツを着込んで旅行というのは不自然だよ…それならせめて出張設定にしようよ。でもあれだけ積極的に詮索していればどちらにしろ怪しまれてた。最初から隠そうという気はあんまりなかったのかな。空っぽの鞄を席に置いていったりしてたし。
角田課長夫妻は仲直りしたようでよかった。京都で鴨川を眺めながらのんびりというのも悪くないんだけど、新婚旅行以来の二人旅ならさすがにそれでは寂しいよ。せっかくだしいろいろめぐりたくなるよ。角田課長も妻もお互い歩み寄って、詰め込みすぎない程度にゆったりとめぐればいいんじゃないかな…とか思ってたけど結局どうしたんでしょうね。写真を見るかぎり清水寺や八坂の塔あたりに行ってるっぽい。そして妻の写真…右京さんの反応がめっちゃ気になるんだけど?!
▼相棒 感想等