
小学校の教卓の裏から血のついたハンマーが見つかる話。
「犯人は教頭先生です!」とか最初に科学クラブの子供が発言していたけど、本当に犯人は教頭先生だったんだな。6年前の殺人事件の。もちろん最初の発言はただイベントの犯人役をつきとめたというだけの話で、6年前の殺人事件とはまったく無関係なわけだけども。呂太の恩師だった校長先生が犯人じゃなくてよかった。
トリックは大掛かりなピタゴラスイッチみたいなもので、何かと不確定要素が多くてかなり綱渡りな感じ。上手くいったのが奇跡みたいなもの。ひとりではうまくトリックが仕掛けられないかもしれないし、トリックを仕掛けている途中で誰かに見つかるかもしれないし、誰かがトリックを見つけたり触ったりするかもしれないし、トリックがうまく発動しないかもしれないし、うまくいっても遺体を発見した人がトリックの痕跡も見つけるかもしれないし、トリックの痕跡を回収しているところを見られるかもしれないし…とあげればキリがない。
呂太が子供たちを叱ってるのが意外で驚いてしまった。自分も子供のころやらかしていたので、子供たちのことを思って叱ったということね。こういうところを見ると、普段は子供っぽい呂太もちゃんと大人なんだなと認識させられる。
みんなが小学生のときの写真はリアルに本人のもの? マリコは普通の子供だったとか何とか言ってたけど絶対に違うと思う(笑)。もしかしたらいまでも自分のことを普通と思ってるんですかね…?