瑞原唯子のひとりごと

ツルネ -つながりの一射- 第十一話「息合う場所」


辻峰いい仲間だね。二階堂が何かに固執していることを察していながら深くは追及せず、それはそれとして弓道を楽しんでいる。二階堂のことはそっと見守ってる感じかな。こんないい仲間がいるのに、頑なに復讐じみたことにとらわれているのは本当にもったいない。でもみんなの気持ちはきっと二階堂にも伝わってるはず。

しかし二階堂は今回けっこう精神的に不安定だったと思うけど、それでもきちんと当ててくるあたりすごいなと思った。

静弥は湊と並んで歩んでいくために弓道をつづけているから、湊に置いていかれることがわかっているのに、と二階堂に指摘されたことで動揺したのかなと思ってたけど、それよりも湊の出血のほうが効いてた? いやいやどれだけ湊のことが大事なの! そしてその湊に助けられたことでますます大事に思うようになるのかな。

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