支笏湖から一時間ほどで,千歳川のエントリーポイントに到着。
場所がちょっとわかり難かったけど,サケマス孵化場の近くでした。
川は流れが結構速くて,川幅が狭いので,ちょっとドキドキ。
カヌーのメッカということで,既に数人の先客がいました。
日焼け止めで顔が真っ白の外人さんに,写真を撮ってもらいました。
さあ,行くぞー!
流れが速くて,ずんずん流されるよー。 舵取りで精一杯。
そういえば釧路川の源流も,こんな感じでしたね。
初めての川下りで,今思うと,あれは無謀でした。
「大丈夫でしゅか?」
川に倒れこむ木を,ぎりぎりで避けます。 アブナイ,アブナイ。
橋のところで,ちょっと広くなりました。
でも,また,すぐにまた狭くなる。
岸辺の水草に花が。
最初の難関の,堰堤+魚道が見えてきました。
左端の魚道を通るのですが,ここが結構な瀬になっています。
写真を撮ってもらった外人さんが果敢に突入するも,あっという間に沈!
ちょっと,嫌なものを見た感じ。
流れのせいで,艇が右に流されて斜めになってしまうようです。
ということで,右に流されないように必死に漕いだら,何とかクリアできました。
下流から見ると,50cmくらいの階段状の落ち込みが,3段くらいあるようです。
段差はなくして単純なスロープにしてくれればいいのに。
魚道の先には,やたらと犬がいる敷地がありました。ブリーダーかなぁ?
次のエリアは,背の高い水草が生い茂る藪のようなところ。
先の流れが見えなくて,迷路みたいになっているよー。
ここでは,何度か藪に突っ込んだりして,アブナイ,アブナイ。
この後も,コーナーで土手に貼りついたり全く休む間もなし。
このあたりでは,写真を撮る余裕も全然なし。
バイカモの白い花が咲いています。
でも,一瞬で通りすぎちゃうので,ゆっくり見てられない。
そろそろ,川下りも終盤。
この先に最大の難所の蛇篭の瀬があるということで,一旦,艇を降りて調査へ。
これが,蛇篭の瀬。
チャココ号では,よほど運が良くなければ,沈確実でしょう。
ということで,軟弱なチャココ号は,躊躇なくポーテージを選択。
無理は禁物だワン!
でも,さっき沈した外人さんが,何とここをクリアして大拍手!
この橋を過ぎると,そろそろゴールです。
外人さんともお別れです。 Good luck!
何とか,無事にゴールしました。
出発して2時間,ずっとテンパっていたので,ちょっとぐったり。
スリル満点で,楽しかったワン!?
この後,ついに雨も降ってきて,ここから雨旅行の始まりです。。。