ありふれた風景画

高齢両親、娘2人、犬、猫
との生活。

もあちゃんの話

2024-12-12 23:48:00 | 日記
2年前の8月
職場は国宝がたくさんあるという環境で、一時期アライグマが大量に出現して捕獲器を置いてありました。
そこに入ったのは小さい猫。
野良猫?にしては毛並がきれい。
捨て猫?

敷地内の山の方に連れて行くと言われ、
それはもう生きていく事が出来ない…
家に連れて帰っても家には障害のある娘と犬…
大丈夫か?

見捨てる事はできず、とりあえず預かって飼い主を探す事にして、帰りに動物病院によりワクチンと検査をして、ケージを買い帰宅しました。
体重は2キロで、歯は見られなかったが1歳はこえている。
やせ細っているのでしっかり食べさせてあげてと。

ケージを組み立て入れるとすぐにご飯を食べ、トイレも猫砂でするので、やはり捨て猫?と思うけれど、人に全く慣れていない様子。人が怖いと言うより人が嫌いという感じ。
目が合うと
「シャー」
「シャー言わないよ
「ウー」
「ウー言わないよ」
「ニヤー!!」
「そうやな〜ニヤーやな〜ちょっと強めやけど」
という会話を毎日しつつ…
名前はつけずに「お嬢さん」と呼んでいたけれど、飼ってくれる人は見つからず、お嬢さん→マドモアゼル→モア→もあちゃんとなり、飼う決意をしました。

一度ケージから出したものの、タンスの上から動かず、夜中には障子を破って大暴れ。
2度目のワクチンに行こうとしても、捕まえられない状況。
有料で捕まえてもらえる所に頼み、2度目のワクチンを受けに行った一ヶ月後には、3キロになり丸みを帯びた体に…
一旦ケージに戻し人馴れ訓練をする事に、途中避妊手術に連れて行ってもらいましたが、避妊手術済、4才くらい。やはり捨て猫だったようです。
ケージに入れ、先っぽに猫の手がついたおもちゃで触るところから、素手で触れるようになるまで3ヶ月。
それから一ヶ月ほどしてケージをオープン。
昼間はほとんど長女のベットの下。
夜はケージに戻って寝るといところから徐々に慣れて部屋を歩くようになり、1年ほどしてやっと、少し離れた見える所で座るようになり、2年近くなって私や次女が座るソファにきて、撫でてほしいと転がるようになりました。

まだ抱っこはできず、歩いているところに出くわすと逃げます。
たまに甘えた声でなくようにもなりました。長かったね〜







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