何だか曖昧な態度で
僕の優しさが懐かしいと言う
そう言って 何度も君は僕を
外に連れ出して歩いたよね
久しぶりだから話がしたい
去年分かれたあの通りで会おうと君は言う
一体 君はどういうつもりなの？
僕の所に戻る気なの？
それとも笑いながら涙を流せと？
２月３０日に会おう
君に傷つけられた僕が
どう立ち直ったか見てくれよ
２月３０日に会おう
君が願ったように
本当にその日があるとしたら
（その日でなければ とても過去を振り返られない）
（君とは徹底的に線を引きたいんだ）
あらゆる手を尽くして過去を消したのに
かすかに残った愛が君の言葉に動揺する
胸が高鳴り とても平静ではいられないよ
だけど 気が動揺するまではいかない
まだまだ完全には忘れ去っていなかった
悪いけど傷口はまだ石膏で固めてあるんだ
まさか 僕たちがまた会うことがあるなんて
友情のハグなんて とても出来やしないよ
僕はまだ終止符を打ちたくなかったのか
心にためた思いを消し去る気はなかったのか
分かっていたよ この世のどこに隠れても
世界は狭いから きっといつか出会うのだと
