次行くなら滋賀とか京都とかその辺って思ってるんだけど
行くにあたって一番気になってるのは雄琴のこと
雄琴の特浴街に突入するのは勇気が要る。
だけど滋賀に行ったら雄琴に行きたいの。
「幻の湖」ファンとしてこれは絶対。
札幌で専門学生をしていた頃
学校の行事のメイクショーで
すすきのに行く用事があったんだけど
すすきのとは北海道で唯一の特殊浴場がある地域。
他の市でもこっそり営業してる場所はあるらしいけど
許可されてる場所は、すすきのだけ。
帰りは夜の10時くらいで外を歩いていると
「ソープ 病院」の看板が。
友達と一緒だったしジロジロ見ていられなかったけど
本当にこういう世界があるんだなーって気分でした。
あとはベビードールにコートだけ羽織ったお姉さんが歩いてたり
今思ったらあのお姉さん、トルコ嬢だったのかも。
まだ19歳の純真無垢（笑）だった私には
すすきのは、とても刺激的な街でした。
それにしても「病院」って名前が。。。
ストレートすぎる。ちょっと捻るとかないのかい。
その時は「幻の湖」に出会う数ヶ月前。
今ほど特殊浴場について関心もなかったし
未知の世界だったんだけど
特浴街を見てみようと思ったところで
すすきのはビルの中で営業していたりがほとんどな気がする。
数年前に火災で閉店した江戸城とかは一軒の建物だったけど
そういうのは少ない気がするな。
雄琴みたく特定の場所に家みたいに集中して
特浴が並んでるようなそんな光景が見てみたい。
だけど観光目的で雄琴の特浴街に行く人でも
風俗店という場所上、店先にボーイが立っていて
安易にカメラを出しにくい状況らしい
「幻の湖」のファンの方で特浴街に行って
映画で“湖の城”の舞台として使われた実際のお店
“龍宮城”の従業員の人に映画のことを説明して
外観の写真を撮る許可を得た人もいるけど。
果たして自分にそんな度胸があるか？？？
滋賀に行くにあたってこのことが一番の難関。
なので今から雄琴に行った時の妄想をしてます。
ゴールデンゲートなりシルクロードゲートなりから
特浴街に入り、龍宮城の前まで来て
お店のボーイに写真の許可を得る妄想。
それ以前に雄琴で働くお姉さん以外に
女が特浴街に入ることってあるの？？
なんか怖いなー考えただけで怖い。
自分にとって特浴街って怖いイメージなんだと思う。
欲望と大金が渦巻く場所は怖いよね。
突入したいけどやっぱ不安だわ
時々、気が向いたら
滋賀県特殊浴場協会公式サイトを見てるんだけど
最近、少しずつお店が変わっていってる。
少し前に聚楽がプルプルネクステージに変わった時は
ちょっとショックでしたね
聚楽は「幻の湖」で淀さんがお市さんに
犬の写真を渡すシーンでけっこうはっきり映ってます。
和風のお城風の廃墟みたいな建物で
玄関の前には信楽焼たぬきが置いてあった。
けっこう好きな外観だったので本物を見てみたかったのに。
名前だけじゃなく建物ごと変わっちゃったし。
あと、つい最近HPを見てみた時は
見慣れない店名があって、前の店名
なんだったんだろうーって考えてたら思い出した。
令女プール。新しいお店は雄琴バリーズ・スパ
新しく建つお店は高級店が多い。
それがどれも洗練された建物ばかり。
キレイなラブホ的な。
雄琴バリーズ・スパは温泉旅館みたい。
新しいお店は綺麗で高級感があって素敵だけど
老舗には老舗の魅力がある
自分は龍宮城とか御三家とか金瓶梅とか
潰れちゃったけど聚楽とか
いかにも老舗な和風のお店も好きだし
スクエアとかシャトールイみたいな
レトロな喫茶店風のお店も好き
入れ替わり激しい特浴街。
自分が滋賀に行く前に龍宮城も
建て変わってしまったりして。
高級店が増え続ける雄琴だし
いつお店がなくなるか分からないよ。
その前に行けたらいいな
そう言えばネットで見つけたんだけど
特浴の廃墟の写真があった。
茨城県水戸市天王町にある建物で
廃墟マニアに知らない人はいないくらい有名らしい。
「クイーンシャトー」っていう80年代に
営業していたトルコ風呂の廃墟
別名は「トランプ城」っていうみたい。
クイーンにしてもトランプにしても
その名のとおりデザインは白と赤のお城風。
それで真ん中の上の方にトランプのクイーンのイラストが入ってる。
ネットの情報によると80年代後半に閉店したようです。
私が産まれた頃だし！！！
で、建物は壊されずに今まで残ってるんだけど
二十数年放置されてるから
窓ガラスが割れていたりクイーンの
イラストの一部が剥がれていたりしてます。
だけど廃墟にしては綺麗だと思うけど。
自分って風俗店の特徴でもある
非現実的な建物が大好きだから
クイーンシャトーの写真を見た瞬間に
心を奪われてしまいました
別に廃墟が好きって訳じゃないんだけど
やっぱりトルコ風呂の廃墟だから惹かれるんだと思います。
大きさにしても形にしても色にしても
クイーンのイラストにしても自分のツボにハマりまくり。
独特のオーラを放っていて不気味な
雰囲気が漂う建物にグッと来る
建物の前が駐車場になってて今でも
使われていたりするのがなんかシュールでいい。
それにしてもデカいよ。
マンションみたいにデカい。
ここに写真を載せたいけど無断転載は出来ないんで
興味ある人は「クイーンシャトー」で画像検索。
廃墟マニアの人のサイトを見てると建物の中に
入った怖いもの知らずな人もけっこういます。
写真載ってるけど全階、吹き抜けになってるのかな。
はじっこに階段があって廃墟を見ても分かるくらい
豪華な造りになってます。
総費用8億円かけて建てたとか
中にはシャンデリアと噴水があったらしい。
当時、営業中だったお店の中見てみたかったな。
だけどその建物、今ではヤーさんが管理しているらしく
下手に中に入らない方がいいみたい。
中に入ろうとした人のBlogに書いてあったけど
中から怖いおっさんが出てきて、早く帰れ。
って言われたみたいよ。
まだ入る前におっさんと出会ってよかったよ。
廃墟の中で怖いおっさんと出会ったら超怖い。
想像しただけで怖い。
人生の終わりだと思うかも
話変わるけど爆笑問題の田中は歌舞伎町の
ドンファンというお店で大人になったそうですよ
因みに私は「トルコ風呂」とか「特殊浴場」だと平気で言えるけど
今の名称ではなぜか恥ずかしくて言えません
今日のノスタルジックな1枚。
偶然見つけた「ローマノ福の湯」という公衆浴場
“ローマの”じゃなくて“ローマノ”だよ。
こういう昭和の香りがする建物とか風景にズキュンと来る
写真の左側にある焦げてるような看板には
「ローマの泉」って書いてあります。
何故かこっちは“ローマの”
浴場つながりで載せてみましたよ。
グンナイ
