数ある記念日、今日は「進化の日」らしい。
進化…進化獣!という短絡的な発想から、好きな進化獣でも書こうかな。
進化獣とは、1983年放送の「科学戦隊ダイナマン」に出てくる怪人。
全51話中33話まで登場。34話からはメカシンカに発展。
進化獣33体、メカシンカ17体(50、51話は同一メカシンカ)。
この33体の進化獣のうち、好きな進化獣は…。
進化獣自体が、可愛い見た目のヤツが多く、声優さんたちの演技も相まって愛嬌も感じる。
レイちゃんへの「美味しそうな足」発言のワニシンカも捨てがたい。
熊本の地で暴れ回ったシソチョウシンカ、キョウリュウシンカ、イカシンカも印象的。
そんな中でも特に好きな進化獣は、第30話登場の「トゲアリシンカ」。
自称「ジャシンカの東大生」。
なぜかランドセルをからって背負って学ランを着て…。
ダイナマンの弱点を研究しまくる、「勉強家」の進化獣。
トゲアリシンカが得た教訓が以下の通り。
教訓その1・きめ技が跳ね返されても焦らぬこと。
教訓その2・自信を持ちすぎるのもいけない。必ず油断を招く。
教訓その3・最後まで戦いを捨てないこと。
教訓その4・勝っておごるな、止めを忘れるなかれ。
なんか、身につまされる感じがありますね…。
繰り返しますが、これ、1983年(昭和58年)の作品です。
ダイナマンにボロ負けした後、「勉強部屋」に戻ったトゲアリシンカの悪態も面白い。
「ダイナマンのマヌケ!ダイナレッドのアホ!ダイナブラックなんて死んじまえ!ダイナブルーのうすらとんかち!ダイナイエローのドジ!ダイナピンクのブス!ドブス!」
よくもまぁここまで悪口が出てくる物だ(笑)
というわけで、メギド王子やキメラ王女による「採点」もさることながら、
結構いいところまでダイナマンを追い詰めたトゲアリシンカ、大好きです。
これまで第2話以外では特訓シーンなんてなかったのに、実は陰で訓練していたんだ、と分かる素晴らしい回でもあります。