Chiakiの徒然日記

天までとどけ3―第25回~第30回―

待子がお見合いをした。
どうしても話しておかなければならないと思った、と前夫・恭介さんのことを正直に話す。
相手の方は、まだ待子の心の傷が癒えていないことを察し、「自分と出会うのは早すぎた」という温かい言葉と共にお断りを…。
待子自身も、やはりまだ恭介さんのことを吹っ切るには時間が必要ということを改めて感じたようで、
もう一つのお見合いの方も、実現することなくお断りすることに。
正直なところほっとした。
待子のお見合いに関しての明るさがカラ元気に見えていたから。
もう2年、されとまだ2年。
誰かにお膳立てされた出会いより、自然と出会い、知らず知らずのうちに愛が芽生えた…というのなら全力で応援もするが、
今回の件は待子にとっては本当に残酷なことだったんだろうな。
しばらくは「再婚」なんて考えず、自分のことだけに向き合ってほしい。

下の階に住む、六助さんの息子さんが急逝した。
脳梗塞ということで、あっという間の出来事だった。
人の命というのは本当にあっけない。
恭介さんもそうだし、中山さんもそう。
六助さんの息子さんは遺影の写真でしか見たことないのだけど、どんな人だったんだろうな…。
色々と想像をめぐらしてみるが、いまひとつピンとこない。
出番ってあったっけ?

そうこうしている間に、お父さんが勤続25年のご褒美ということで、2週間の休暇と50万円の支給があった。
海外旅行でもすれば?と子どもたちは大盛り上がり。
是枝のおばあちゃんの提案もあり、是枝のおばあちゃんのドイツ在住のお友達を頼ることになった。
六助さんも一緒にドイツへ行くことになり、丸山家は子どもたちだけの生活に。
是枝さんのところのお手伝いさん・カツさんが丸山家へ手伝いに来て、色々と口やかましいことを言っている。
でも、私の目から見れば、至極まっとうなことなんだよね。
靴を揃えろとか、帰ったら手を洗えとか、ちゃんと一度帰宅してランドセルを置いてから遊びに行けとか。
でも子どもたちは今までが自由気ままだったせいか、かなり息苦しい様子。
ちょっと気の毒ではあるけど、本来あるべき姿だと思うから、きちんと聞いておいた方がいいと思うよ(笑)
十実子ちゃんが「おかあさん、いつかえってくる?」と聞いているのが切ない。
幼稚園児が2週間もお母さんと離れているなんて、まずないだろうしね…。
入院ぐらいならお見舞いに行って会えるけど、海外じゃねぇ…。
早くお父さんもお母さんも帰ってきてくれるといいね。

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コメント一覧

Chiaki K
へえ~!
みみまま様

あの三つ子ちゃん、周吉さんの実のお子さんだったんですね。
どうりで、そっくりなわけだと納得です。

六助さんの息子さん、私もびっくりしました。
一人暮らしではなかったんですね(^^ゞ
そういえば、どこかのエピソードで聞いたような気がしますが、すでに忘却の彼方でした(笑)
みみまま
こんにちは^^
正平が働いている木工所の周吉さんの三つ子ちゃん、周吉さん役の桂幸丸さんの本当のお子さんなんだそうですよ♪
今知ってびっくり、Chiaki Kさんにお知らせしなくちゃって思って来ました(笑)

六助さんの息子さん…
私なんて六助さん一人暮らしかと思ってたんですけど^^;
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