Chiakiの徒然日記

当たり前のことを当たり前に

昼間、ガサガサと用事をこなしていたらインターフォンが鳴った。
モニターには見覚えのない少年。
何だ、誰だ?と思いつつ応答してみた。
そうしたら、「ごめんなさい、庭にボールが飛び込んでしまったので…」と言う。
あーそういうこと!はいはい。
ちょっとこれ以上手を離すことが厳しかったので、「どうぞ、取ってください」と言うと、明らかにホッとしたような顔をして門を開ける姿を見た。
そこでモニターも全部切った。

庭にボールが飛び込むくらい何てことない。
私も小さい頃はよその家に飛び込ませたことは何度かある。
20年ほど前に、ものすごい勢いで我が家の壁に向かって野球ボールみたいなのを投げつけられたときは、相手が大人だったのもあって母が烈火のごとく怒り狂ったが、コントロールミスによる飛び込みは全く問題なし。
怒るようなことでもない。

それからしばらく経って、ふと思い立って防犯カメラの録画を見てみようかと思った。
かすかに子どもの声で「失礼します」と聞こえ、門扉を開けて入ってくる様子が映っている。
ドッジボールくらいの大きさのボールを持って出ていく姿も映っていた。
驚いたのは、そのときの子どもの動作。
出て行く時に、ぺこりとインターフォンに向かって会釈しているのだ。
なんて素晴らしい子。
そしてちゃんと門扉も綺麗に閉めてくれた。
門扉を閉めるのは当たり前のことだけど、出来ない人(大人ね)もたまにいるからね~。
新年早々、素敵な姿を見せてくれた少年に感動した。

別の子たちになるが、我が家の東側の公道に抜群に日当たりの良い場所があり、車に注意する必要もないのもあって、女の子たちがお菓子を持ち寄っておしゃべりに興じていることが多々ある。
「飲んだり食べたりはいいけど、ゴミは全部持って帰ってね」と伝えたら、女の子たちはきちんとそれを守っている。
当たり前のことがちゃんと当たり前に出来る、というだけで素晴らしい子と思えてしまう現状が嘆かわしい。
もっと年齢の行った人たちも子どもたちの行いを見習ってほしいものだ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日々のあれこれ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事