お狐様が遊女に化けてるのは落語民的には何の違和感もなかったのだけど、そうか普通の人はちょっと抵抗あるのか。
— 櫛 海月 (@kusikurage) January 5, 2025
ちなみに花魁の語源は「狐は尾で化かすが花魁は尾がいらんから『おいらん』」などという説があったりする。綾瀬はるかお稲荷さんにはちゃんと尻尾があったね。
今朝、このポストを見て「違和感がある人がいるんだ!」と驚いた。
先日始まった、大河ドラマ「べらぼう」で神社の駒狐とでも言えばいいのか、その「狐」が遊女に化けて時代背景とかを解説してくれたのだ。
ちなみに、その遊女を演じたのは、この作品の語りでもある綾瀬はるかさん。
狐が遊女に化けるシーンも挿入されたし、全然違和感はなかったが…。
別に落語に詳しいわけでもないが、昔から「狐に化かされる」とか「狸に化かされる」とか、そういうおとぎ話とか聞いていたからかな?
「科学戦隊ダイナマン」でも、キツネシンカが弾さんやレイちゃん、島さん、南郷さんと化けて竜さんを騙していたし。
そのおかげで、今回の大河ドラマでも「狐が化ける」のは面白いと思った。
作り物が化けるのか?というツッコミは仕方ないかもしれないが。
作り手が必ずいるわけだし、奉納されている場所から考えても、魂が入っていてもおかしくはないと思う。
個人的にギョッとしたのは、遊女たちの遺体が裸で山積みにされているシーン。
着物をはぎ取って売るんだ、という説明がなされていたけど、それはそれとしてせめて腰から下だけでも茣蓙とかで隠せなかったのかな?
子役の子が「どうして裸なの?」と言っているのだから、無理して背中だけとはいえ裸にさせる必要性はあったのか…。
そういう時代だったんだ、というのを視覚的にも分からせるという意図は分かる。
次回以降、この裸の遺体山積みが「出ていて良かった」と思えるような話の展開になると納得出来るんだろうな。