天までとどけー最終週ー

まさか、待子の結婚話だけで1週間行くとは思ってもみなかった。

先週のラストで待子が担任の正木先生に告白。
動揺した正木先生は「クラス41人の中の1人に過ぎない」と待子を追い出したんだけど…。
帰宅した待子が号泣しているのを見た正平兄ちゃんが動いた。
正木先生を訪ねて「どういう答えでもいいから、待子への気持ちを教えてほしい」と。
正木先生の答えは変わらない。
「特別な感情を持ったことはない」と。
教師と生徒である以上、この一線を越えるわけにはいかないはず。
だけど、あえて飛び越えちゃったよ、この作品(笑)

正木先生の言葉を正平兄ちゃんから聞いた待子は、前日仮病使って休んでいた学校へ登校。
努めて明るく、正木先生に「おはようございます！」とにっこり。
さらに帰宅した正木先生のアパートの前で待っているのを見た正木先生、またまた動揺しちゃったよ。
そして、正平兄ちゃんを自分のアパートに呼び出し、事実上のプロポーズ宣言。
正平兄ちゃんが呼び出されたのを、待子も知っていて、先生の部屋の外で待っていた。
正木先生からの事実上のプロポーズを聞かされ、喜びにあふれる待子。

成人同士だったら、「おめでとう！」で済む話だけど、待子はまだ高校生。
そう一筋縄ではいかない。
案の定お父さんは大反対。
それも、頭ごなしにしかりつけ、正木先生を罵る。
大興奮しているお父さんを見て、待子は心底がっかり。
駆け落ちでもしそうな雰囲気だったが、お父さんの上司、田宮さん夫妻に悩みを聞いてもらって、
田宮さん夫妻も似たような経緯で結婚したこともあって、決心を固めた。
お父さんに、「結婚の相談」ではなく「結婚の報告」という形で、強引に説得してしまった。
お父さんもすっかり諦めの境地。

そこからトントン拍子に話が進み、結納、結婚式。
さすがに結婚式のシーンはなかったけど、待子の花嫁衣装は素敵だった。
白無垢ではなく、角隠しの和装。
おばあちゃんが着て、お母さんが着て、待子が着て…と3代にわたる衣装。
敢えてそれを選んだ待子がとても美しく感じられた。

そして待子は正木待子となって、夫とともにザイールへ飛び立った…。

というところで、「おわり」。
最後に、他の子どもたちの出番が少なかったのが残念だった。
さらに残念なのが、これからしばらくは第二シリーズの放送がないこと。
本格的に見始めたのが第四シリーズあたりだから、ぜひ放送して欲しいんだけどなぁ。
TBSチャンネルの番組欄をじっくり見る日が続きそう(笑)