物凄い数のアルバム

祖父がそれまで住んでいた町営住宅を引き払い、施設に入所することになった。
それで今、大叔母や母が荷物の片付けに行っているのだが、これがなかなか終わらない。
業者に頼んだら、と助言するも祖父は「金がもったいない」と言って請合わないらしい。
でも、当の祖父は「お前たちに任せる！」と言って出て行ってしまうので、母は不満が溜まる一方。

今日は祖父が溜め込んでいた膨大な数のアルバムを片付けに母と住宅に向った。
写真が趣味ということもあって、貼ってある写真も半端じゃない。
大きな台紙型のアルバムが30冊前後あっただろうか。

本棚から引っ張り出すのにも一苦労。
こんなにたくさん押し付けられる叔父一家、とくに叔母の心情を思いやるが、私たちにはどうすることもできない。

昨年の12月には祖父と同居する、と書いたが、実は、4月に父が亡くなって以降は同居していない。
この祖父の写真の趣味に対して、母の怒りが爆発したのだ。
「追い出してやる！」と息巻いていた矢先、祖父がまた元の家に戻ると言ったので、そうしてもらったのだ。

いったい、祖父が何の写真を撮ったのか・・・。
ここで書くと差し障りがあるだろうから書かないが、妻の、そして娘の感情を逆撫でするようなものを撮ったのだ。
プロの写真家というならまだ違うんだろうけどね・・・。