今日は、愛犬レンの四十九日。
玉名から帰ってきた翌日に、ペット霊園で法要が営まれた。
我々を含めて4組の合同法要。
何か手続きとかあるかも、と思って早めに行ったら、法要前の手続きはなく、30分近く待つことになった。
お骨を預けていた棚に、写真は飾っていたんだけど、拡大に拡大を重ねたために画質は粗いし、レンは暑さに参っている様子だし…ということで、法要に使う写真はこれにした。
今、家の仏壇に飾っている写真。
旅立つ8日前に撮影した「奇跡」の一枚。
カメラ慣れしていないので、なかなかこういう写真って撮れなかったのだが、
この日は何度か挑戦して、いかにも「元気です!」って感じの写真が撮れていた。
実際は…。
こんな感じでちょっと辛そう。
でも、このときは、まさか別れまで10日もないなんて思ってもみなかった。
法要後には、合同墓に埋葬。
「時々は来てあげて下さいね」
というスタッフの方の言葉が温かい。
父のお墓が同じ霊園(もちろん人間用のだが)にあるので、悪天候でない限り毎月来ていることを告げると、
「あ~!では帰りに是非!」
と言って下さった。
これでレンのことも一区切り。
まだふとしたときに、「レンは…、あ、いないんだった」という感覚が残っている。
でも、ペットロス症候群を心配していたのだが、そこまで深刻ではない、というかほとんどない。
14年間共に過ごしてきた者がいなくなったという漠然とした寂しさはあるんだけど、「涙が出て止まらない」とかそういうのはない。
さすがに亡くなった当日は、よその犬を見るのは辛かったが、それも翌日には解消された。
親子揃って、執着心が薄いのはいいんだか悪いんだか…。
レンちゃん、お友達には再会できましたか?
君のことだから、初対面の子とも仲良く出来ることでしょう。
みんなで仲良く遊んでね。