Chiakiの徒然日記

「白鳥の湖」

書店に行くたびに、バレエのDVDの最新刊が何かを確認している今日この頃。
先日、男性版「白鳥の湖」が出ていることを知って飛びついた。

まず解説書で予習…しようとしたのだが、相関図を見て「うそぉ!?」と思った。
ええ~!?これって、ひょっとして、もしかして…(かなり動揺)
所謂「ボーイズラブ」ってヤツですか~~!?

その手の趣味はないので、ちょっと怖かったのだが、見てみることにした。
本家の「白鳥の湖」とは違い、あまりにリアルすぎる第一幕。
イギリス王室をちょっと弄ってみました~という感じは悪くはないんだけど…。
奔放すぎる女王、頼りなさすぎる王子。
う~ん、何だか退屈。

ちょっとすっ飛ばして第二幕へ。
いよいよ、主役のザ・スワン登場。
このザ・スワン、なんか見おぼえがあるようなないような…。
ザ・スワンの踊りが素晴らしく、どんどん引きこまれて行った。
「デュエット」と字幕では出ていたけど、本家に置き換えるなら「パ・ド・ドゥ」。
男性同士というのを忘れさせてくれるくらい、引きこまれた。
「四羽の白鳥」も楽しい。ちょっとコメディっぽく演じられていて、こういうのもいいな、と感じさせてくれた。

第三幕。
本家「白鳥の湖」では黒鳥オディールに相当する、ザ・ストレンジャー登場。
こちらもなかなかステキ。
まさか、バレエの公演の中で拳銃が出てくるとは思わなかったけど…。

第四幕。
本家「白鳥の湖」は王子・ジークフリートがオデットを救うために戦うんだけど、こちらはザ・スワンが王子を守ろうと戦う。
第一幕の退屈さがウソのような躍動感あふれる舞台に、感動した。
最後はやっぱりそうなるのね、という感じだったけど、本家の方とそれは合わせたのかな…。

ところで、ザ・スワンに見おぼえがあるような、と上で書いたけど、見終わった後に、解説書のザ・スワン役の人のプロフィールを見て納得。
ザ・スワン役は、アダム・クーパー。名前だけではもちろんピンと来ないんだけど(笑)、
「2000年に『リトル・ダンサー』に、主人公の成人後として出演」と書いてあった。
見たよ、「リトル・ダンサー」。面白かった。
あれで男性版「白鳥の湖」があると知ったのだから。
そうかそうか、あのラストで素晴らしい跳躍を見せていたのが、このアダム・クーパーだったのか。
道理で見おぼえがあるはずだ。

この「白鳥の湖」を見ていたら、本家の「白鳥の湖」も見たくなった。
とりあえず、今のところは、前に買ってきた「眠れる森の美女」で我慢しているけど(笑)
買っちゃおうかなぁ…。

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