久しぶりに母と共にデパートに出かけた。
昼食まで済ませて、さぁ帰ろう。
ちょっと地下のお店で和スイーツを購入して、ふと振り返ったら、エスカレーター出口付近(下りるのに支障はない)で小さな子がひっくり返ってだだをこねていた。
手足をバタバタさせながら、何かを懸命に訴えている。
そばにはパパがしゃがみ込んで、何か話している。
まぁ、パパがいるのなら大丈夫だろうとその場を離れた。
母と2人、あの子は何をそんなに嫌がっていたのだろうと推測しあった。
「何かイヤなことがあったのかな?」
「歩くのがイヤ、とはいえだっこされるのもイヤ。だとか?」
「それはパパは大変だ」
ひっくり返ってだだをこねていた子は推定2歳。
テレビの中とかでしか見たことがなかったので、なんだか新鮮な感じがした。
本当に子どもってこんなことやるんだ~って。
あの子がその後落ち着いて歩くなり、だっこされるなり、おんぶされるなりしたことを祈ろう。
欲しいお菓子でも買って貰えてるといいな。