天までとどけ3―第41回～第45（最終）回―

あまりに衝撃的な出来事があって、何だか心の整理がついていない。
そのことについては後で触れることにして。

待子がかつてお見合いした男性・岡村さんが訊ねてきた。
やはり待子のことを忘れられない、と。
いつまでも待つからと言う岡村さんに、何とも言えない複雑な感情を抱いた。
「時間が経った」とは言っても、劇中の時間にしてもほんの数か月。
そう簡単に割り切れる問題でもないだろうに…と待子に同情してしまう。
きっと恭介さんのことも理解して、それでも受け入れる準備は整えているだろうけど、こればかりはねぇ…。

信平と付き合っている鮎子さんが親にバレたと報告してきた。
「それなら結婚しよう！」」とあまりに飛躍しすぎな感じのする信平。
まだ学生（しかも医学生！）なのに、ちょっと短絡的過ぎないか？
特に同棲しているというわけでもないのだから、少しぐらいお付き合いしていたっていいと思うのだけど、甘いのかな。
ずっと気になっているんだけど、鮎子さんって誰かに似ているんだよねぇ。
誰だろう？思い出せない。

そして、今シーズン最大の衝撃。
まさかアンセルモを養子にしようなんて！
「13人も14人も一緒」なんて言うお父さんには無責任さを感じてしまった。
夕食に招く、とかとはわけが違うんだから、と思ってしまった。
お父さんの中では決定事項だったみたいだけど、家族の総反対にあってしまう。
そりゃそうだよね、たまに食事に招くくらいならともかく、育てるとなると…ね。
責任だって重大だし。
お父さんの言葉を聞いて、自分たちが悪者になってしまったようだと罪悪感にさいなまれる子どもたち。
大きな子たちはともかくとして、小さい子にそういう思いをさせるなんて、お父さんも罪だなぁ。
結局子どもたちも、アンセルモを受け入れることにして、とりあえず“同居人”として暮らすことに。
ただ、この後のシリーズにアンセルモは出てきていない。
どこかでいなくなるのだろうけど、そのあたりのエピソードも端折られずに行くことを願いたい。

ところで…。
BS－TBSの天までとどけ4のサイトを見ていたら、思いがけない方のお名前発見。
藤山律子さん。
おお、ゼノビア将軍！役名が書かれていないので、どういう役どころなのかも楽しみだ。