5月8日(土)は多摩の瑞穂町にある「耕心館」(こうしんかん)で、バンドネオンの早川純さんとのコンサートでした。江戸末期の豪農の屋敷として建てられ、養蚕業や醸造業を経て、現在は演奏会や展覧会のために利用されています。
2006年から毎年瑞穂町で演奏する機会をいただいていて、耕心館では4回目の出演。昨年は岡田浩安さんと熊本比呂志さんとのトリオ、一昨年は岡田さんとのドゥオ、2007年には同町のスカイホールで小川紀美代さん、ジョルジュ高橋&リタさんと演奏しています。
その第1回目のときに一緒だった早川さんと久しぶりにドゥオでの出演になりました。そのときはけっこう私のオリジナルを多く弾いていたのですが、今回はほぼ全曲アルゼンチンの曲で構成しました。前半はタンゴ、後半はサンバやチャカレーラなども含めた2時間のコンサート。たくさんのお客さんに聴いていただいて感謝です!
思えば最初の時は私も早川くんも埼玉北東部から電車で2時間以上かけて来たもので…今は2人とも「ちょい上京」して今の住まいからも近くなりました(今日はたまたま10日のMAYAコンサートのリハがあったので結局遠くから来ましたが…)。毎年演奏しているとここに帰って来たみたいで、館長さんからも「ホームだと思ってまた来てくださいよ」とうれしいお言葉をいただきました。ちょうど雨の翌日だったので新緑がすばらしいです。コンサートと別の機会にも遊びに行きたいところです。
早川くんと、中央は副館長の望月さん