レジスタントスターチって何?
消化されにくいでんぷん
レジスタントスターチは、非常に消化されにくいでんぷんで、食物繊維のような働きをします。加熱した米や豆、じゃがいもなどのデンプン入り食品が冷める時にできます。通常、食物繊維には水溶性と不溶性のものがありそれぞれ異なった働きをしますが、レジスタントスターチはその両方の働きを合わせ持っています。
ポイントは温度
加熱したデンプンは口から小腸までの間にほとんど消化、吸収されてしまいますが、加熱後冷ますとデンプンの構造が変化し、消化、吸収されにくいレジスタントスターチに変化。するとレジスタントスターチは小腸を通り抜けて大腸の隅々にまで行き渡り、便とともに毒素やコレステロールを排出してくれます。冷蔵庫で一晩置くのが理想的です。
レジスタントスターチのメニュー例
ポテトサラダ、かぼちゃの煮物、大学いも、寿司、赤飯、おはぎ、おにぎり、麺類(冷たいもの)
注意
レンジ等で再加熱すると、レジスタントスターチは消化されやすい形に戻ってしまいます。
ミネラル
食物繊維はミネラルの吸収を阻害するといわれますが、レジスタントスターチではむしろ促進するといわれています。
レジスタントスターチの不溶性食物繊維に似た働きって?
便の量を増やす
レジスタントスターチは、水分を含んで膨れ、便の量を増やして快便を促進。
食べ過ぎ防止
膨らむと腸の中を長時間とどまるので、満腹感を感じて食べすぎを防ぐ。
腹持ちがいい
でんぷんを含む食品は、ご飯だけではなく、他の穀類やイモ類などにも含まれていますが、粒のまま食べるご飯は細胞壁が壊れにくく、消化に時間を要するため他のでんぷん食品より腹持ちがいい。炊飯したものより、おにぎりの方がレジスタントスターチが多い
そうか・・・おにぎり・お寿司は Goodなんだ~
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