中学生教師だったかな?
その教師がいじめを生徒にすすめてたってニュースをして
いたんですけど、その内容というのが、
「髪を切るまで話しかけるな」というもの。
そこはなんとなく聞いていたのですが、
その後がすごくひっかかったというか、なんというか。
「また、女生徒には『おまえは俺の女だ』とか
『萌え~~~萌え~~~~』など言ってたようです」
と、真面目な声で解説するニュースキャスター。
それにうけてしまいました。
だって、「萌え~~~」ってちゃんと伸ばして言ってるんだよ。
それも真面目な口調で。
それはそんなにも具体的に言わなければならないところだったのか?!
それにしても最近、いじめのニュースが多いね。
「いじめられたから自殺」といった言葉が耳にすごくつくんですが、
その報道を繰り返すことで、余計に自殺者が増えるのではないか?と
私なんかは感じてしまうのですが、そんなことはないのでしょうか。
もちろん、あった事実を事実として伝えることは大切でしょう。
でも、必要以上に過剰に伝えてしまったり、
ただ、視聴者の興味関心をひくため(視聴率稼ぎのため)だけの
構成でのニュースの組み立てだけはしてほしくないなと思うのです。
今日のニュースで結構同意できるコメンタリーの男の人が出ていたんですけど、
「自殺といじめの言葉を安易に繋げてはならない」といった話を
してたんですよね。
もちろん、いじめがその自殺のひとつの要因となったとして考えるに
にしてもすべての原因だとすぐに考えてしまうことに
問題意識をもった人の話だった。
すごく興味深い話をしてくいれてたんだけど、ニュースキャスターが
「時間がありませんので」と途中できってしまったので残念だった。
その人が最後の方に教師に限らないけど、親、大人に、信念が足りないと
いったような話をしていました。
本当に大切なものは何か?
ただ、体裁をそろえるのではなく、本当に子供にとって大切なものとは?
あと、言いたい放題で肝心なことを言わない世の中になってという
話もしていました。
言いたい放題というべきことを言うとは別なんですよね。
そこらの話もすごく興味深かったのに、切られてしまったんですよね。
学校が社会の縮図という話も興味深かったです。
いろいろな個性をもった子が集まる場所だから喧嘩もおきるし、
泣き騒ぐ子もでるし、そんな中にはいじめも生じる。
「いじめを(管理することで)全くなくして、子供が果たして
健全に育つのでしょうか?」
とその人は言いました。
ハッとさせられました。
いじめはないほうがいいけど、なくして弱いままのあなたでいいんですよ
とすることが本当にその子にとっていいことなのか?
それよりはいじめをどう克服するかが大切なのではないか、
どう克服し、どう考えていくかを学ぶことが大切なのではないかと
言っていました。
その克服の仕方を学校で学べるようにしていくこと、
一緒に考えることが大切なのではないだろうかと。
たしかに。
それこそ、文部科学省が子どもに求めている「生きる力」に
繋がるのではないだろうか?
他にも面白いことをいってたんだけど思い出せない。
今は教師は個人の信念ではなく学校という全体の
何とかかんとかに従って・・・うんにゃらかんにゃらと
言ってたんだけど・・・・よく聞こえなかったんですよね。
ああ、あのコメンタリーの男の人誰なんだろう?
本があればあの人の本読んでみたいなぁ。
すごくしっかりした考えのある人のように感じたので。
私が小学校のときもいじめがあったけど、そのときに担任が
「いつか自分も仲間はずれにされると思いながら学校に来るのって
辛くないですか?そんなんだったら今からすっぱりやめればいい」
ってな話を全員の前でしたんですよね。
それでいじめがなくなったことを覚えています。
その考えは同意できる人が多かったんだろうなぁと思います。
「次は誰がターゲットで苛められるんだろう・・・私?」って
誰もそんな恐怖におびえながら生活するのって嫌だもんね。
それが最善の方法かは分からないけど、そのときの私たちには
最善だったんだろうなぁと思います。
そうやって問題についてみんなで考えていけることはいいよね。
誰かを責めることで解決していくのではなく、・・・ね。
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