午前中は雨ということであったが、その分、人も少ないだろうと思い、朝のうちに行ってきた。
境内には所狭しと屋台が立ち並んでいた。
そして、ここは花水舎に凝っているお寺である。
朝、着いたのが、10時くらいであったろうか。
人はあまりまだいなく、屋台もまだ準備中のところがほとんどであった。
本殿では、本宮祭が行われていた。
そして、本殿前には御神輿が置かれてあった。
太鼓の神輿もあった。
雨でなければもっと人がすごいのだろうなぁ。
雨の量が多く、水はけがうまくいかない箇所では人々が水をかいて、水がたまらないようにしていた。
それにしても屋台の数が半端ない。
御朱印所はいつものところではなく、この奥右手に建物がありそこで行われていた。
待ち客がいなく、すぐに書いてもらえた。
例大祭ということで、御朱印が通常のものよりカラフルである。
ちゃんと5色で5龍揃っていていい感じである。
そして、よくよく考えれば雨の日の田無神社は初めてかもしれない。
雨に濡れた境内もとても趣があってよき。
境内には5龍いてそれぞれにお参りする。
今日は手水舎もお花で豪勢である。
手水舎の方に戻るとたくさんの黄色の服を着た人たちがやってきた。
どうやら神輿を担ぐ人たちのようである。
どうせなら神輿が出発する様子を見ようとしばらく待機することにした。
しかし、雨宿りできるところは限られていて、便りは傘という感じであった。
待っている間に大判焼きが焼きあがっていたので、買った。
すると不思議な模様が入っていた。
通常はこれに何かをかけるらしい。
ごま入りであった。
雨の中でも御輿は出るんだね。
雨に濡れないようにビニールをかけたまま出発して行く。
担ぎ手もレインコートを着ての参加である。
太鼓神輿(櫓)には、太鼓の上に人が登っていた。
太鼓神輿(櫓)には、太鼓の上に人が登っていた。
雨なので滑り落ちないといいが、気をつけていってらっしゃい!
出発と共に神楽殿では、和太鼓の演奏が始まった。
出発をより盛り上げていた。
昔、自分も太鼓をやっていたことがあるのだが、やっぱ太鼓はかっこいいなと思う。
雨の中の本殿。
素敵である。
そして、これがいただいた御朱印。
左側が例大祭のもの。
右は季節の御朱印でこれは秋。
今回、おみくじコーナーに行くと、龍守りが一つも置かれてなかった。
ニューバージョンになってからまだ、金と青の龍しか持っていない。
先日きた時は、金と青しかおいてなかった。
早く復活するといいなと思った。
その後は、高田馬場まで電車で戻り、Google検索で美味しそうなラーメン屋を見つける。
高田馬場駅から500mほど離れた場所にあるラーメン屋だ。
「渡なべ」という無化調濃厚豚骨魚介系の先駆け的存在のラーメン屋である。
少し並んで待ったが比較的すぐに案内してもらえた。
見た目は濃そうであるが、実際濃いが、嫌な濃さではなく、重い感じがしなかった。
とても濃厚で美味しいスープであった。
また、麺が少し細い麺で硬めでそれもスープにマッチしていて最後まで飽きなく食べられた。
豚骨魚介系は食べているとだんだん飽きてしまうものが多いのだが、ここのは最後まで美味しく食べられる。
後、噛み切りにくいのだけど、厚めのメンマがとてもおいしかった。
チャーシュー、味玉、ネギとどれも美味しく、かつ、お店も雰囲気がよく文句のつけようがない。
また、食べにいきたいと思えるお店であった。
そこから早稲田駅に向かって歩いた。
すると、立派な鳥居が見えてきた。
穴八幡宮である。
ここの神社は本当に立派で境内の中もとても気持ちがよく、本殿は重い空気が流れていて、とても気が強い感じである。
しかし、今日はここには立ち寄らず、法輪寺へと向かった。
法輪寺に到着。
穴八幡宮のすぐ近くにあるお寺である。
夏は階段に風鈴を飾っていたのだが、これは提灯なのかな?
そして、ここは花水舎に凝っているお寺である。
入口の花水舎。
手水車もこの通り↓
この手水舎の切り絵の御朱印も実はあるのだ。
この手水舎の切り絵の御朱印も実はあるのだ。
以前はブルー系だったのだが、それはもう完売し、今はレッド系を拝受できる。
それにしてもすごいお花の数である。
一部、お花を飾って入れていただろう入れ物の水がなくなり花だけの状態で、そのまわりの置物が割れている場所があった。
荒らされてしまったのだろうか。
少し気になった。
蛙たち、幸せそうである。
さて、ここのお寺にきた目的はこの玄武の切り絵御朱印。
今まで、桜龍、鳳凰、白虎と拝受しており、これで全部揃ったわけである。
しかし、本当は龍は青龍なのだが、もしかして、この後、改めて青龍がでたりするのだろうか。
高田馬場は昔、勤めていたときに通っていた町である。
しかし、早稲田の方面はあまり行ったことがなかったのだが、こんなにもお寺や神社があるとは知らなかった。
そして、今回、初めて高田馬場から早稲田ヘと歩いたのだが、ふと遠くに一両の電車が路面を走っているのが見えた。
調べてみると、これは東京都で唯一残っている都電荒川線なのだそうだ。
昔は、東京駅前や銀座、浅草などいろいろなところを走っていたが、今はこの荒川線だけ残っているんだそうだ。
なんで、そんなに走っていた路面電車がなくなってしまったかというと、車が普及したのが大きいそうだ。
車が普及することで渋滞が起き、電車が渋滞に巻き込まれ定時を守ることが難しくなったせいらしい。
しかし、この荒川線だけ残ったのは線路が路面電車専用のところをほぼ通っているからなんだそうだ。
春には車窓からの桜が美しいそうだ。
また、春、秋とバラもきれいに見れるそうである。
こちらはボランティアの方で育てられているものらしい。
春は、5月中旬〜6月上旬、秋は、10月中旬〜11月上旬なんだとか。
いつか、こちらの路面電車にも乗ってみたいものだ。
そうそう、11月には、田無神社で本殿拝殿特別拝観というものが行われるのだ。
酉の日に午後6時〜8時の間行われるそうなのだが・・・。
今年は酉の日は11月11日(土)と11月23日(木・祝)である。
どちらも行きやすい日にちではあるが、今年行われるのかどうかはまだよく分からない。
もし、行われるなら行ってみたい。