Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

三脚を使わないで撮れるように訓練する!Vol.2

2015年07月13日 | 世界で通用するArtistになるために学ぶ!
三脚を使わないで撮れるように訓練する!vol.2

構図の自由を大切にする!
三脚を使うなら誰でも手振れしないで撮れる。それは当然です。
しかしいつ撮影チャンスがくるか分からない。
その瞬間を撮り逃さないためには、
三脚を使わないで撮れるよう日々訓練しておくことが大切。

毎回書いていますが、今回も書きます。
これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
他人の発想は分かりませんから…。
またこれから書く事を読んで、
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いでしょう。
100人Artistがいれば100通りの発想があります。
それがArtist(アーティスト)ですから。
(#^.^#)
僕が今日これから書く事は、
世界に出る事を目指しているハイアマチュアの写真家に向けて書きます。
プロの皆さんが読むのは自由ですが、
ご意見は無用です。
(#^.^#)
・・・・・・
さて先日下記ブログを書きましたら結構反響ありました。
三脚を使わないで撮れるように訓練する!
『とても参考になりました!』
そう言う意見が多かったですが、
なかには「おれは三脚派だ、文句あるか!」そう言った意見?もありました。
当然の事ですが、誰がどう撮影しようと自由です。
三脚使いたければず~っと使い続けて下さい。
全てあなたの自由ですから。
また僕のこのブログを読むのも自由ですが、
僕に反対意見を長々わざわざ書く位なら、
読まない方が精神衛生上お互いに良いでしょう。
ここは僕のブログですから、
僕は自分の考え・意見を自由に書きます。
(#^.^#)
さて、改めて書きます、
僕の写真術理論では、はっきりしている考え方がいくつかあります。
一つ、
デジタル写真の未来を考えるなら、
ミラーレス一眼が主流になるのは当然である。
なぜなら、そもそも一眼レフのミラーはフィルム撮影のためにある。
フィルムを使わない現在において、無用の物になりつつある。
それは今後カメラの発展において当然の進化である。

二つ目、
その軽くて高性能なミラーレス一眼に手振れ補正がつくならば、
三脚の使用がフィルム時代より減るのは当然である。
我々は今まで以上に構図の自由度を手に入れて、
瞬間を大切にした撮影をすべきである。

三つ目、
撮影した画像を見る事が出来る唯一の物はモニターです。
よって、作品創作において最も重要なのはモニターである。
お粗末なモニターでは完成度の高い作品を創作するのは困難。
四つ目…。
まだまだ続くので今回は止めます。
(#^.^#)
さて写真をどうぞ


"Hand Weeding"
Biei in Hokkaido
「草取り」
北海道美瑛町
こういう撮影はそもそも三脚を立てるのが不可能。
なぜなら撮影に許可が必要で、農婦の皆様は動いており、
瞬時に構図を決めて素早く撮る必要があります。
しかも構図の自由度が大切です。
70-200mmの望遠ズームで撮ってますが、もちろん手ブレ無し。
この程度の撮影は瞬時に出来る様に日頃の意識と訓練が必要です。

ちなみに僕のこの時の構え方は下


肩のせスタイルです。
これがとても安定します。
逆に一番ダメな構え方は下


この構え方は最悪!
シャッターを切るたびにカメラが下がる。
何も考えずに構えています。
ちなみにこの方は僕の撮影ツァーのお客様で外国人。
このあとその構え方を指導しました。

青い池で撮影するなら下の様に柵を利用するのがベスト!


工夫すれば三脚は必要ない。
混みあうこの時期に他人に迷惑をかけないためにも、
撮影を工夫して、また構図の自由度を高めましょう。

最後にもう一枚、
手持ち撮影した写真をご覧下さい。


"This waterfall was named white beard,vol.2"
You can see the blue water.
Biei in Hokkaido,Japan. Early morning of today.
「白髭の滝」
北海道美瑛町

ここの青い水が池に流れ込み「青い池」となる。...
朝6時10分に到着。
ご覧の様に光のコントラストが激しかった。
ただしこの朝は水の青さが淡い。
またここは谷間になっているので、
午後からは良い光線状態で撮影出来ない。
今時期のお勧めは、早朝6時~7時です。

シャッタースピードは1/5秒。
もちろん手持ち。橋の欄干を上手に使えば何も問題ない。
ちょうど横で5kg 以上の三脚を立てていた中年男性がいましたが、
カメラ位置を欄干より相当上にしなければこの様には撮れず、苦労していました。
彼がカメラをセットし終える頃、
すでに僕らは次の目的地に向かって車を走らせました。
"Time is Money"
プロとアマチュアの意識の差は大きいです。
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」
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