Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

NATIONAL GEOGRAPHICのPowerは凄い!

2011年11月14日 | National Geographic
NATIONAL GEOGRAPHICのPowerは凄い!
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「NATIONAL GEOGRAPHIC」のWebサイトで人気の「Photo of the Day」。
その「今日の写真」に掲載されてから3日経ちましたが、
100年以上の歴史、900万部、180カ国の販売を誇るそのPowerに驚いています。

まず一番びっくりしたのが、
100万に近い閲覧ビューとFacebook等へのものすごいシェア数。
またここで以前書いたこともありますが、
「リブログ」も恐ろしい位の数されています。

さらに連日販売・依頼等の問い合わせがあり、
メールはもちろんですが、Facebookからも多数来ます。
また500pxのポートフォリオの連絡メールからもかなりの数来ています。

つい先日書いた500pxの紹介で、
「一枚の写真が貴方の残りの人生を変えるかもしれません。」
そう書きましたが、まさに私自身にも当てはまりそうです。(笑)

今思えば、たまたま企業向けに依頼されて撮影した写真でしたが、
「とても美しいが、寒さ・冷たさを感じ過ぎる・・・」
という理由で採用されませんでした。

そのまま陽の目を見ないでお蔵入りになるところでしたが、
昨年軽い気持ちで投稿した一般向けの海外写真サイトで人気を得まして、
自分の住む美しい町を世界に知らせるには大切な一枚、
そう感じて今回投稿しました。

今ここで振り返れば、東京で前田真三先生と出会って「拓真館」を訪れ、
いつか必ずこの街に住むと心に決めて実行。
あれから20年、美瑛町に住んでもう10年以上経ちました。

残念ながら既に先生は私が来た時には他界されておりました。
また時代の変化もあり、数年前より「拓真館」は毎年冬季休館しております。
その休館日ですが、今回は来年1月25日~3月31日までが休館となります。
私の力ではどうにもならない問題ですが残念です。

今自分に出来ることは、先生のご遺志を継いで美しい美瑛町の素晴らしさを、
世界に向けて今後も紹介していくことです。

NATIONAL GEOGRAPHICでは、
日本版を除けば北海道でさえ紹介されることはまず少なく、
美瑛町はまさに今回初めての紹介です。
しかも作品はこの先ずっとWeb上で掲載され続けます。

「貴方の住む町の位置を詳しく教えてください…。」
そういうメールも頂いてます。

今までは仕事に使わなかったその他の画像を投稿していました。
でもこの冬は「美瑛町の雪景色は世界一!一度は見たい!」。
そう思わせるような写真を世界に向けて発信します。

誰にでもチャンスはあります。年齢は関係ありません。
皆さんもぜひ挑戦されて下さい。

最後に今回掲載して頂いた「Photo of the Day」の素晴らしい写真の数々より、
私の大好きな写真家の最近掲載された作品数点をご紹介させて頂きます。  

まずは私の3日前に掲載されていた、超一流写真家のPeter Essick氏の作品。
この作品は彼が敬愛する、アンセル・アダムスへのトリビュート作品集の一枚です。
本誌10月号でも大きく特集されていました。
★「Moonset, California

その作品集はこちら「The Mountains That Made the Man」。

次は写真家、Gerd Ludwig氏の作品、
★「Ivanhoe Reservoir, Los Angeles

今度は自然が作る素晴らしい色、もちろん加工変色作品ではありません。
写真家はBryan and Cherry Alexander。
★「Stratus Clouds, Greenland

次は超有名写真家、Michael Melford氏。
ナショジオらしい、美しいだけでなく考えさせられる作品。
★「Walrus Skull, Bristol Bay

最後はナショジオらしい今度は水中写真、
写真家はその世界の第一人者Brian Skerry氏。

閲覧数が軽く100万ビューを超えている作品です。
Wallpaper壁紙用にダウンロードも出来ます。
★「Oceanic Whitetip Shark, Bahamas
このブルーが何とも言えません…構図も素晴らしいし…クオリティが高いです。

皆さんもお好きな作品探して見てください。
きっとお気に入りの一枚が見つかりますよ!

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4 コメント

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ありがとうございました! (ちまき)
2011-11-19 14:22:54
コメント何度も頂きましてありがとうございます。
ハッキリ言いまして「運が良かった!」そう思います。
北海道が紹介される機会が少なく、季節的にもどんピシャリだったということでしょう。

「Photo of the Day」の場合は、
写真だけが素晴らしくてもダメなんです。
撮影場所、地理的なことがきちんと把握できないと採用されません。
なんたって「Geographic」地理ですからね・・・。

あと写真は目的、使い方で評価は大きく変わります、当然ですが・・・。
ビールの宣伝にこの写真使うなら、
寒そうで飲みたくならないでしょうきっと。
そういう事も大切です。

今現在パソコン内部の蔵に入っている写真も、
掲載場所を選べば、光り輝くかもしれませんね!

また今お持ちのG1は使いやすい良いカメラですから、
ぜひお住まいの近くで、素敵な被写体を見つけて、
挑戦されてはいかがでしょうか?
誰にでもチャンスがありますから・・・。

変な加工せず、自然界に存在する色で作品制作。楽しいですよ。

そしてこれを機会に毎日「今日の写真」をご覧になれば、
きっと上達されますよ、頑張って下さいね!


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Unknown (☆kiki☆)
2011-11-14 20:53:32
ちまきさん、掲載されたあの素晴らしい写真が『お蔵入りになるところだった』なんて本当に信じ難いです。
さすが海外の写真サイト!今更ですが、写真を見る目さえも違いますね。
あの青い池の写真、企業で採用されずに世界中の方々に見ていただけるきっかけが出来て良かったです。
いえ、もともとが国内の企業向け写真に収まるレベルでなく、世界レベル写真だったんですね~。
何だか『写真』って凄いです!

返信する
僕も毎日鑑賞しています。 (ちまき)
2011-11-14 19:46:14
「Photo of the Day」を私も毎日就寝前に必ず鑑賞しています。

確かにこちらサイドに訴求してくるものがあり、いつもついついじっくり観てしまいます。

あと私が鑑賞する一番の理由は、
自分の中でのバランス感覚を保つためです。
要は料理でいえば味覚です。

例えば写真サイトとかに投稿していると、
プリントと違いどうしても彩度が高くなりがちです。
しかもこれは若い方だけでなく、ベルビア世代の方たちにも多いですよね。

そういう味覚で言えば濃い口、時には薄口になった時に、調度バランスの取れた作品を見ることで自分の中での正しい感覚を取り戻せます。

その点ナショジオの編集者達の長年の感覚は素晴らしく、写真を選ぶ眼にはいつも感心させられます。

つくづく思うんですが、写真は撮る側は言うまでもなく被写体を選ぶ眼が大切ですが、
選出者も同じかそれ以上に「選択眼」が重要だと感じています。

ナショジオは撮影者も編集者も一流の眼を持っているからこそ、ここまで人気も評価も高いんだと思います。

写真術上達の学習方法の一つとしても、
毎日「Photo of the Day」を鑑賞するのは、
とても有効だと思います。

どうかこれからも続けてご覧になって下さい。

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感動の作品ばかりでした・・・。 (KEN_yokohama)
2011-11-14 15:57:52
ちまきさんにご紹介戴くまで「NATIONAL GEOGRAPHIC」社のWebサイトは観ていませんでしたが、今は毎日鑑賞しています。

ここにご紹介の作品群もそうですが、世界一流の写真には、単に美しい、巧いだけではない観る者に訴求してくる深いメッセージが伝わって来るようです。
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