Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

月を太陽の様に撮る!- 美瑛町「青い池」

2015年11月29日 | 美瑛町の冬を世界に売り出す!
月を太陽の様に撮る!- 美瑛町「青い池」

昨夜は満月に近い夜空でした。幸い「オリオン座」も見えており、星撮りの方には絶好の撮影条件かと思ったのですが…。
逆にこういう日は星が撮り辛い様ですね~。肉眼で月と星がハッキリ見えているのに撮り辛いとは…星撮り撮影は難しいですね。
そもそも僕は昨年まで星撮影は殆どした事がなかったのですが、昨年12月に友人であるハイアマチュアの写真家に、初めてこの青い池で「オリオン座」を教わりまして、また彼から撮影方法も習いました。
ですから多分星撮り名人からみたら、『ケント白石は星撮影は下手だ!』そう思われるでしょう。それでも-10℃以下で頑張って撮影しましたのでどうかお許し下さいね!HaHaHa.

実は僕は多くの方が撮る「天の川」には殆ど興味が無いのです。それより「月とオリオン座」をほぼ同じ様に並べて撮りたい。またどうせ撮るなら「月を太陽の様に撮りたい!」そう思いました。
それではご覧下さい。


"Moon light,Orion & Blue Pond" 『月光・オリオン・青い池』2015年11月28日 
If you want to see this photo in high resolution, please look at the following site"500px".
もし高画質でご覧になりたければ下記サイト「500px」よりどうぞ。
Moon light,Orion & Blue Pond

『月を太陽の様に撮る』
これから流行るかもしれませんね〜へへへ。

ライトアップ終了後の9時に撮影しました。
予め書いておきますが、一応ライトアップ終了後は撮影出来ない事になっています。それは真っ暗になるので、何か事故があっても町では責任を持てないという事です。当然ですね!
よって皆様がライトアップ終了後にそのまま残って勝手に撮影される場合は、あくまで自己責任でお願い申し上げます!!

さて、実際の撮影は昼間と違いゴーストの発生を認識出来ず、またオリオン座がハッキリ見える様に撮影しなければならず、思っていた以上に撮影難度が高かったです。
例えば露出を考えても、実際には現場で月とオリオン座が奇麗に見えているのですが、撮影するとなると難しいです。つまり月に露出を合わせるとオリオン座が見えなくなり、オリオンに合わせると月が白トビします。
そこがカメラの眼と人の眼の違いです。また月を太陽の様に撮ろうとすると盛大にゴーストが出ました。月の周辺が暗いだけにこれを撮影時に消すのはなかなか大変です。予定では30分以内で撮影を終わらせるつもりでしたが、なかなか納得いく様に撮影出来ず結局1時間半もその撮影にかかりました。ライトアップ中から居たので計3時間もずっとそこに居た事になります。冷蔵庫より寒い中にそれだけいると身体がアイスキャンディーになった様な感じがしました。
(#^.^#)
しかしこういう撮影は知識では学べません。いくら本を読んでも無理です。
大切なのは納得いくまで撮り続ける事です。明日の夜は晴れるかどうか分からないのです。ですから今この瞬間に、自分の五感に覚えさせるまで撮る。それが大切です。
結局またいつもの様に、気がついたら周りに誰もおらず僕一人でした。HaHaHa.

今回、月とオリオン座を同列に主張させながら、ゴーストは絶対に無くしたいと思いました。何故ならゴーストがあると星よりそれが目立ってしまうからです。ただこの撮影は想像していた以上に難しいです。
しかしそれでも僕は撮ります。次回はさらにハイレベルな作品にします!
ご期待下さい!

Camera:SONY α7R II (ILCE-7RM2)
Lens :SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA

もはや書くまでも無く、僕の相棒はSONYα7シリーズです。
その性能の素晴らしさも既に書き過ぎるほど書きましたので、もうここでは書きません。
しかし以前にも書きましたが、機能的に大きな欠点もあります。
コントロールホィールがあまりにも簡単に動き過ぎる。
今回も救急絆創膏を貼って、動かないようにして使用しました。
どんなカメラにも一長一短あります。それは仕方がないですが、この問題はぜひ次機種モデルで解決して下さい。そうすればこのカメラはさらに高い次元に進んでいけると思います。
期待しております。
(#^.^#)
ケント白石
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