以前書きました、
National Geographic Photo Contest 「ナショジオ」の国際フォトコンテスト
まだお読み頂いていない方はそちらから先にお読みください。
さて前回に続けて書きますが、
今行われているコンテスト、
★Traveler Photo Contest 2014
こちらでの日本人の活躍が素晴らしいです。
僕の予想を遥かに超える活躍です。
まずこのコンテストにおける大切な第一歩はナショジオの編集者に選ばれる事です。
「The Editors' Favorite」と言います。
これまで日本人で選ばれる者はほとんどいつも決まったメンバーでした。
しかし今回新しい方達が多数選ばれています。
すばらしい事ですね～。
では今現在（5月9日）選ばれている日本人の「The Editors' Favorite」をご紹介させて頂きます。
Climber
Explosion
Floating car
Green Pond & First Snow、Hokkaido
Shunbo - The long view of Spring.
frozen lake
strange rock 0450
Fogy Ezo Fuji
Urban Traveler
Beautiful Morning
Red tempo
Departure
Observatory
After heavy snow
world's end
26 miles
現在ご覧の様になんと16作品が選ばれています。
一人で2枚選ばれている方もおりますので、選抜された人数は13人です。
これは今までのこのコンテストにおいて、
日本人が選ばれた作品数＆人数とも最高記録です。
僕は最終的にもっと増えて、
25作品前後選ばれる様な気がしています。
まだまだ投稿締切が6月30日ですから時間は十分あります。
ぜひこれから一流を自認するアマチュアの皆さんや世界に進出したいプロの皆さんは参加して下さい。
次のサイトから世界中の参加作品全てがご覧になれます。
See All Entries
ご覧の様に5月9日現在で、すでに5,000作品を超える応募数です。
この中で日本人の投稿は5月9日現在で僅かに約200作品です。
これは世界全体の応募総数の中で4%にも満たない数です。
逆に言えば、その少ない応募数の中でこれだけ健闘していると言う事は、
技術、実力はもちろんですが、それ以上に相当意識の高い日本人が参加している証でしょう。
しかもその殆どがアマチュア写真家です。
日本においては、
アマチュアと同じ土俵で競うのを嫌がるプロがけして少なくありません。
しかし僕に言わせれば、
写真は世界の芸術ですから、
日本人だろうがプロだろうが何だろうが、そんな事は全く関係ないのです。
ナショジオのフォトコンは世界におけるその知名度によって、
世界中からプロも参加し、
アマチュアと同じ土俵で戦う数少ないコンテストです。
そのかわり過去の入賞者を見ますと、
やはりプロフェッショナルの入賞が多いようです。
しかし、だからこそ戦う楽しさがあります。
ぼくが何時も書いていますように、
意識の高い一流のアマチュアは意識の低い二流のプロより上である。
この事を実力で証明できるのです。
要するに大切な事はたった一言です。
誰であろうと実力があれば必ず世界で認められます！
また「ナショジオ」では、
たとえ入賞しなくても編集者に選ばれるだけで世界に紹介されます。
すでに米国・中国・ロシアでも次々と紹介されています。
実はこれが世界中に多々ある他のフォトコンテストとの大きな違いです。
いくら有名なカメラ会社のコンテストでも逆立ちしても敵わないのがこの点です。
はっきり言いまして、
僕がこのフォトコンに毎年参加するのはその世界的な人気が背景にあるからです。
またプロならそれは当然考えるべき事でしょう。
さて米国には「Big Picture」という新聞のボストン・グローブが運営する人気写真サイトがあります。
実はロシアにも全く同じ名前の人気サイトがあり、すでに先日そちらでも編集者が25作品を選抜して掲載しています。
★Фотоконкурс National Geographic Traveler ― 2014
この様に「ナショジオ」の人気は政治的に仲の悪い米・中・露であっても関係ないのです。
また「ナショジオ」のコンテストでは、
3ヶ月の投稿期間で通常は15,000～2万枚近い作品が集まります。
毎週編集者の選抜作品「The Editors' Favorite」をご覧頂くだけでも世界のレベルが分かり勉強になると思います。
・・・・・
全ては「挑戦」する事から始まります。
いずれ近い将来、
日本人は入賞者の常連になる事でしょう。
僕は日本人の活躍を信じています。
ぜひぜひ、
僕と一緒に世界に出ましょう。
世界に挑戦しましょう。
まず小さな一歩を踏み出して下さい！
(#^.^#)
それでは最後に昨日の日没直前の写真。
ご覧下さい。
「日没直前」
北海道上富良野町
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer
Kent Shiraishi
「Kent Shiraishi Photography」
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