![]() | ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家ムハマド ユヌス,アラン ジョリ早川書房このアイテムの詳細を見る |
バングラデシュは世界最貧国と言われる国です。
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日本で報道されるのは、洪水や飢饉で苦しむ人々の姿。
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RMIT大学に在学中、社会化活動部でNPO団体とコラボし、ボランティア活動で集まった募金の送付先はバングラデシュでした。
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ムハマド・ユヌスは英国統治下にあったバングラデシュに生まれました。
奨学金を得て渡米し、経済学の博士号を取得。
バングラデシュ独立後の1972年に帰国します。
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自らが学んだ経済学の知識を活用し、1976年にグラミン銀行プロジェクトをジョブラ村にて開始。
1983年にバングラデシュ政府の法律により「グラミン銀行」となります。
この活動が「貧困層の経済的・社会的基盤の構築に対する貢献」として認められ、ムハマド・ユヌスは2006年にグラミン銀行と共にノーベル平和賞を受賞します。
グラミン銀行では、貧困層向けにお金を融資し、生活の質の向上を促す活動を行っています。
世界初の小額無担保融資(マイクロ・クレジット)で、一件の融資は平均67ドル(約7500円)。
現在は女性を中心にして500万人以上に貸し付けを実施しているそうです。
顧客に対し担保を求めない代わりに、顧客5人による互助グループがつくられ、貸付金の返済率はなんど98.9%!!
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「土地や預金など、担保の取れるところにしかお金を貸さない」という日本の銀行からは考えられない発想です。
「信頼が担保」なのですね。
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