今年前半に見た坂本君の「マーダーフォートゥー」の絵も、ツイッターから救い出しておきます。
ツイの方停止しちゃったし。
「マーダーフォートゥー」は再演ですが、コロナのせいでほんとは二年前に上演するはずだった舞台です。
共演はミュージカルでは人気の若手、海宝直人さん。
チャーミングでしっかりした歌唱力を持つ素敵な俳優さんでした。
「マーダー」は初演を見てなくて初見でしたが、これ2人だけで13役もやる俳優には過酷な舞台ですね。
舞台上に置かれたピアノを二人がかわるがわる弾き、そして歌い。
登場人物だけでなく、音楽から何から二人だけでこなすんですよ!
こりゃ大変なミュージカルだ!
お話はたぶん30年代か40年代位のレトロな時代背景。
ある殺人事件をめぐり、その事件が起きた屋敷へやってくる若い刑事とベテラン刑事。
そこには屋敷の主人や客たち、果ては近所の聖歌隊をやっている子供たちと
容疑者から目撃者まで様々な人たちがいる。
それを入れ替わり立ち替わり、だいたいを坂本君が演じるんですよ。
宝井さんも他の役やった気がするが、若い刑事役でこの人の目線で話が進むのでほぼ固定。
坂本君は老婦人から聖歌隊の子供達、老紳士まで演じるけど、一押しは麗し気なバレリーナです。
屋敷に招かれた客の一人だけど、バレリーナという設定なので、なぜか足をすいっと上げて
ポーズとったりする。
なぜか宝井さんの弾くピアノの上に登って踊ったりもするのだが、色っぽいし…
いいぞ!もっとやれ!と心の中で叫ぶ自分がうるさかった(^^;)
全体にコメディタッチで話は進むが、刑事ともう一人のヒロインと共に観客も
だんだん事件の核心に導かれていく。
ピアノに歌にダンスにと八面六臂の活躍を見せる坂本、宝井の両者の芸を楽しみながら
最後犯人にたどり着いた時は、半ばわかっていたものの達成感があったような。
なぜなら刑事さんの成長と恋の顛末があったからね。
演じる方は地獄だが、見てる方は天国な舞台でした(^▽^)/
また再演あったら見に行っちゃうな。
坂本君の美しいダンスとバレリーナ見れるしね。
サイズ間違えて字がちっさい(^^;)