と、今さらな「どうする家康」の側室選びの回でした。
だんだん慣れてそれなりに楽しんでますが、大河としては相変わらず疑問点多々です。
たぶんこれが8時台の民放ドラマなら良かったんでしょうね。
昔あった「信長協奏曲」とか「信長のシェフ」みたいな。
しかしこないだの、氏真と家康の戦いに決着がつく回は良かったね。
氏真、家康よりよほど内面描いてもらってるじゃん!と思うけど。
奥方が彼の亡き父、今川義元の真意を知らせてくれて
やっと父に認められて無かったと言う心の棘が取れ、自由になった氏真。
長い幼年期を終えた氏真が、家康に言ったセリフがいい。
「お前はまだ降りるな。そこでもっと苦しめ。」
ちょっと溝端くん!
ハンサムなのも演技がうまいのも知ってましたが、こんなに「美しい」
人でしたっけ!?
ちょっと肝心な殿より綺麗ってどゆこと!?
まあもうそれはいいや(^^;)
この回は青春時代を送った今川を今一攻めきれない、
家康や家臣の気持ちも描かれてて良かった。
特にハナコの岡部さんがやってる家臣ともう一人(うろ覚え、役名もわからず)が、セリフは無いのだが他の家臣のように「やっちまえ~!」と思えないでいる表情がなかなか良くて。
人質とは言え多感な青春時代を、殿と一緒に今川で過ごしたのだ。
必ずしもつらい事ばかりでは無かったのだな、というのがうかがえて。
だから氏真と戦わざるを得なくなった家康をハラハラと見守り
和解したとこで涙を流していたのが(なぜかそのシーンに居合わせてる)
何ともかわいかった。
この回は家康の複雑な胸中も良かったし、氏真くんの家康への言葉も良かったな。
ただこうしたいなら、最初の今川でのあたりはもう少しほっこりしたシーンも
欲しかったけど。
いろいろ文句つけてるが、思えば過去の大河にはもっと史実無視なとんでもが
あったな~と思い出しました。
「江」とか「江」とか…(怒)。
「利家とまつ」も変だったし。
そう思えばまあいいかと…。
いや。良くないのかもしれないが。
そう言えば新規ドラマ始まりましたね。
今期は「だが、情熱はある」が、キャストがまたジャニ?と言われたのに
意外と評判がいい。
でも一回目見逃したので次は見なきゃ。
朝ドラ「らんまん」は子役の1週目から丁寧な作りで。
牧野富太郎を神木君が…!というだけで期待が高まるが、きっといいに違いない!
他のキャストも完璧です。
あと気になるのは漫画を少し読んだので「波よ聞いてくれ」と
「それってパクリじゃないですか?」も題材が良さそうなんで。
WOWOWの「ながたんと青と」はやはり漫画を無料で読んだら面白かったので、人の家で見せてもらったら予想通り良かった。
いい意味で朝ドラみたい。
他にも良さそうなのいっぱいあるけど、なかなかそんなに見れませんね。