尾崎放哉
咳をしてもひとり。
こんな良い月を一人で見て寝る。
放哉は
自ら恵まれた職業、家庭を捨て文字通り一人,孤独の生活に入り込んだ人生でした。放浪の旅をした。
今の私には余り関係無い世界の人・・・と言えますが、その作品は心惹かれるものが有りますね。
徒然草を書い人 徒然草 兼好
ひとり燈火のもとに文をひろげて、 見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むわざなる。
(徒然草第十三段)
見ぬ世の人・・・とはあの世の人 先人たちのことです。
兼好は今から700年前の人ですが、世の中を見る目 社会を見る目 それらの見聞を書き表わした文章のお洒落なこと。そして人生の真実を見抜いてますね。
私もひとり本を読んでどんなにか楽しく、慰められ、喜びを与えられたことでしよう。
一人 読書の時間は幸せの時間でした・・・兼好が教えてくれたとおりでした。
撮影場所 練馬区