こんな本読みました。
いのちの停車場 南 杏子 幻冬舎文庫 令和3年5月
南 杏子さんは出版社勤務の後 医師になった方。 舞台は金沢市 医師の咲和子が主人公。
郷里に戻って在宅医療の患者さんを診ることを志す。
訪問診療医師の話しが始まるがーーー。
古い家で老々介護お爺さんが 弱った奥さんを介護してる話し。
何故か自宅のお風呂場で暮らす老婆ーーー一人娘はいるが飲食店をやってるので、とても母親の事まで手がまわらない。
最後に海を見て(海を見ることが望みだった)死んでいった小児ガンの少女。
主人公咲和子の実父は医師だったが、今は老齢と脳卒中後疼痛に苦しんでいる。ある日父からこの痛さに耐えきれ
ないーー積極的安楽死を強く望まれる
人生の最晩年の姿。良くても悪くても皆が通る道。
自分の意志ではどうする事も出来ないと思いながらも、私はどうしたらいいのでしようか??。