☆キャリーでおでかけ☆ ym5632ym@yahoo.co.jp

保護施設で過ごしていたチロル♀(当時3歳9ヶ月)
2014年 1月24日(金)に
我が家の一員になりました♡

私だって爆発する時がある(長文です)

2017年10月27日 | わたしごと







我が家には この本が2冊あって
ひとつは私が買ったもの。
もうひとつは
今年 お空へ旅立った友達(B子)の遺品です。


B子は10代から仲良しのお友達なんだけど
他にも同じ仲間の旧友と呼べる友がいて…

先日 その中の一人、A子が遊びに来た。

「B子が亡くなって 何か遺品もらった?」
って聞くから

「○○君(旦那さん)が
『きっとこの本はチロルの事を思って
大切にしてた物やと思う』って
持って来てくれたよ」って見せたら、

「私には何もないねん!
みんな貰ってるのに!ブツブツブツ…」

私は黙って聞いていた。

A子が本を手に取って
「ふーん…こんなもん…しょーもな…
そんなに可愛いなら自分で飼えばいいやん。
でもな 犬って先に死ぬやん?
別れが辛いのに平気で飼える気持ちが
私には全くわからんわ。」って言った。

なんかブチッ!って音がした。
私の中で何かが切れた。

犬と暮らした事もないくせに!
みんなに優しかったB子を妬み
いつも自分の気持ち優先のA子。


「そら あんたには何も無いわ。

いっつも人を妬んで、余計なこと言うし、
自分が一番知ってますアピール、
誰かと誰かが仲良しか気になって
わざわざ自分も連絡したり、
心配してます的なこと言うてるけど裏で悪口。

みんなが注意したり それはそうじゃないよ
って諭しても聞き入れへんし。

ただ 昔からの友達やから
『またか‼』って感じで流してたけどな。
何がしたいん?何が楽しいん?

最近は頻繁に会う訳じゃないけど疲れんねん!
年齢とともに、進歩が無いあんたに疲れる。」


「ごめん…」と小さい声が聞こえたけど

「その言葉も聞き飽きた。
この繰り返しも疲れるねん。

そうやって謝るくせに
こうやって言われた事を
『久美にこんなこと言われた…』って
まわりに言いふらして。
毎回そうやってるよな。
もう誰も そんなこと信じる人おらんで。
悪いけど みんな知ってるけど言わんだけ。
言っても全く効果無しやから。

この歳になって
こんな嫌なこと言わせんといて。」


黙って席を立って帰るA子と 知らん顔の私。

玄関に向かうA子と同じくして
玄関から入って来るチロル父の声が聞こえた。

父「もう帰るんか?早いな~」

A子「お邪魔しました」

父「泣いてんのか?
……気ぃつけて帰りや」

A子が鼻をすすってる…

父 「人間はなぁ
良い所ひとつあったらいいねん。
そのひとつを大切に輝かさなアカンで、
悪い所に かき消されんようにな。

いっぱい輝くように磨きかけて
また遊びにおいで~。
久美は きっと待ってるで」


泣いているA子を見て
過去の色々を知ってるチロル父は
何かを察して言葉を掛けてくれたんだろう。

そしてチロル父はA子を見送り、
家に入って来て何を聞くわけでもなく、
黙って私の肩を揉んでくれた。


戦友・チロル父が よく言う言葉。

「生きてたら色んな事あるけど、
それを選別するのは自分自身や」


これで良かったと思うようにしよう。

旧友だけに、旧友だからこそ
伝えてあげなければダメなんだと…。


この日の夕飯は チロル父の大好きな
飛びっきり美味しいカレーを作ったよ。






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