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聴刻堂日乗

映画「DEATH DAYS」

映画「DEATH DAYS」を観た。

2021年製作の日本映画。
監督・脚本は長久充。
出演は森田剛、石橋靜可ほか。

48分のショートムービー。
劇場では、同じくらいの長さのメ
イキング映画「生まれゆく日々」
が同時上映されたらしい。これは
2本セットで観るべきなのか?
まずは本作だけで考えてみよう。

本作だけでも面白かった。

自分が死ぬと決まっている日、
"DEATH DAY"。ただし何歳の時
に死ぬかは判らない。毎年その日
は何も起こらないように、と願い
ながら過ごす。設定は面白い。
バースデイでなくデスデイだ。

友人や恋人との会話劇もユーモア
があって引き込まれる。映像も、
視点が人から人、上から下へ移っ
たり、カメラのシャッターや卓球
などの効果音と映像を組み合わせ
たりと、アイデアが豊富で面白い。

物語は、色々な考えが巡るような
ものだった。

死を意識すると生き方は変わるよ
なぁとか。若い時には死ぬことが
怖いものだよなぁとか。「死んで
ない」を「やったね」と思えるの
は何歳くらいまでなんだろうなぁ
とか。

究極的な主題だけど、48分の短さ
によくまとめたものだ。
ほんま感心するわ。

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