こんにちわ!今日は、午前中にお伺いした、調律のお客様のピアノで発生していた、よくありがちな不具合についてお話します!
不具合の発生していた場所は、真ん中のペダルの、弱音ペダルです!
弱音ペダルは、踏むとピアノ内部に取付されているフェルトが、弦と、それを叩くハンマーの間に挟む形で降りてくる仕組みになっています。そうすることで、フェルトがクッションとなり、音を小さくしているのです。
今回の不具合は、踏んだ時の動作に問題ありませんが、所々音が小さくなっていないのです(;´・ω・)
原因は、フェルトに穴が開いてしまい、クッションの役割を果たしていない状態になってしまっていた、ということでした(; ・`д・´)
穴が開く原因は、
・頻繁に弱音ペダルを使用し、フェルトが摩耗してしまうケース
・虫に齧られてしまうケース
の2つがほとんどですが、虫食いが起こることはそこまでないので、だいたいは摩耗と思っていただいて大丈夫だと思います('∀')
フェルトの交換をすることは当然可能なので、所々音が小さくなってないぞ?となったら、調律の時期になったら交換してもらいましょう!