赤毛のアンお稽古日記 ・みんな必死で生きてきた!・本当に売りたい本

3月12日  新宿三越が3月31日・82年の歴史を閉じて、ビックカメラになる。嫌だなあ。

その三越の7階・ジュンク堂の「本当に売りたかった本」のなかから、出稼ぎ哀歌という写真集を買いました。なぜなら「みんな必死で生きてきた」が気に入ったからです。農村を踏み台にして高度成長を謳歌した都会の日本人。今もまた農村地帯を足蹴にして生き残ろうとしている都会。同じ日本の中の現実。

ITI・ユネスコのオーストラリア演劇「ナバジ・ナバジ」アボリジニの言葉で分け合ってということらしい・の討論会に行ってきました。アボリジニを追いやって得た白人の幸せ、その物語には、広島の原爆も語られている。

原爆より怖いのは自分の言葉が消えていくこと。というメッセージは胸に迫るものがあります。言葉が消えると文化も消えるからです。アボリジニの人々が悲しいときに歌う歌・讃美歌?植民地になったときキリスト教が入ってきたからです。

生きるとか共存とか言葉だけなら簡単なこと。でも難しい、と思いました。

代表 小池雅代

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