本日のご新規さんは、Yさん。
友人に勧められてのご来店です。
Yさんは、パーマをかけてもすぐ落ちてしまうのがお悩み。
友人に当店なら何とかしてくれると聞き予約を入れたそうです。
お話を伺うと、様々な美容室で時間とお金をかけてパーマをかけても、
思ったようなウェーブにならず、すぐとれてしまうので、パーマを諦めようかと
思っていたそうですが、友人の勧めで当店を最後にしようと決めたそうです。
今回は、Yさんにもお話ししましたが、
パーマがかからない、すぐとれてしまう原因を説明していきたいと思います。
結論から言うと、ハイブリーチ毛や縮毛矯正を繰り返してない髪でなければ
パーマはかかります。
大きいゆるいパーマも、すぐとれてしまうことなくしっかりかけることが可能です。
パーマの正式名称は「パーマネントウェーブ」
永久的なウェーブということでカットで切り落とさない限り、当分とれることはないというのが
本来の理屈です。
ここで大事なのは、美容師さんにありがちなかかりにくい髪に薬剤のパワーを上げて
対処しようとすること。
この方法では、パーマをかけても、傷むだけですぐ落ちてしまいます。
さて、
一般の方にわかりやすいように説明しますね。
結論から申し上げます。
髪本来の水分量があればパーマはかかります。
髪の中身の構造やイオン状態、成分配合など難しい話は
置いときまして、適切な水分量があればパーマはとれません。
なぜでしょう?
水分が入っていますと、本来の髪の柔らかさが出ます。
柔らかいものは曲げやすく、固定させやすいのです。
ざっくり言ってますよ(笑
乾燥している髪は固いのです。
固いものは、曲げても元に戻りやすくなります。
思い当たる方もいるかもしれませんが、濡れているときは
ウェーブが出て、乾くとウェーブがダレてしまう・・・そんなことありませんか?
逆に言いますと、
パーマが落ちやすい、セットが持たない、ボリュームが出ない、、
全て髪を曲げる行為です。それが叶わないということは乾燥しているからになります。
猫っ毛といわれる方、、髪が固いのですよ。
固いから曲がりにくい、、ですからボリュームが出ないセットが持たないのです。
ということで水分が大事ということが分かれば、
パーマをどんな薬でどのように施術するか、プロの勉強している美容師さんなら
わかるはずです。
わかっている方は、パーマがかかりにくいから強いパーマ剤を使おうなんて、
思いません。
ご来店のYさんにも今回のことを丁寧に説明して納得していただき、弱いパーマ剤にて
特殊な方法で施術し、しっかりしたウェーブを出すことに成功しました。
今回の方法を何度か繰り返し、時間をかけることで、
弾力のあるウェーブに徐々に変わっていくことでしょう。
Yさん、、頑張りましょう(^^
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