小学生のころ遠足で
バスの窓からチョコだけ舐めたポッキーを
プリッツにするんだ!!と
風に当てて
ほかの子に「きったねー」とか言われて
笑われていた男の子がいたんです
Мくん
3月生まれで
私は6月だったので
小さくて弟のような年下な存在の子でした
みんなにかわいがられるいい子でした
私も、小中一緒で仲良くしていました
大人になって
成人式かなんかの飲み会で久しぶりに再会したとき
いきさつは忘れましたが
翌日、車と免許証を持っていた私と
ふたりでドライブに行こうということになったのです
昔のように
おしゃべりしながらドライブしてたら
目の前のホテルを指さして
唐突に、「寄っていかない?」と
いわれ
思わず大笑いをしてしまったのです
大人になっても
年下気分のままで
弟のくせに大人な風に
生意気なことを言って
笑わせる!!って…
でもすぐその後
好きでもない人にそんなことを言える大人になったんだ…
という残念な気持ちと
そんな風に
軽く誘える自分に見えたんだという
がっかりした気持ち
そんな複雑な表情をみて
いろいろ言い訳してたな…
ポッキーを見ると
そんな複雑な感情が
いまでも思い出されます
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