職場のめんどくさい人達

登場する人は皆さん仮名ですよ。

しばらくは平和

2021-10-31 13:16:32 | 日記
正社員は私と藤巻さん。
藤巻さんは主任の役職もついた。

彼女は私の5歳上。
その当時は知らなかったが。

ダンナさんは亡くなって、子供は2人でもう成人になっている。

今まで、瀬川さんから酷い仕打ちを受けていたから気の毒に思っていた。

やたら、私を持ち上げるのも気持ち悪いくらいだったが、あれだけいじわるされていたから、反動なか?とは思った。

そして、ですますで話すと
やめてよ〜タメ口でいいから
という言葉をまともに受け、そうしてほしいのかな?とタメ口にしてしまった。

今思えばこれさ、周りから見たら、年上の先輩にタメ口か?って思われるよね、、、 

原さんから引き継ぎをしてる時も、多少声が大きかったかもしれないが、一度藤巻さんから
原さん、信用しちゃダメだよ
と、言ってきた。

??信用はしてないし、もう退職するんだから、別にどうでも良くない?

言われ時、変な違和感を彼女に感じだ。

相手に、悪口言われてるよって言うタイプなんだと後々分かるのだが。

ともかく、2大大物が同じ日に退職となり、これからは彼女とやっていかなければ、と思った矢先また新たに大トラブル発生したのだ。


やっかいな人 達との出会

2021-10-31 12:58:45 | 日記
私が今の会社に入社したのは、子供達もまだ小学生の低学年だった。

働くのはいいが、今か?と言う感じだった。

なぜなら、リーマンショックの後でダンナはリストラになり、すぐ仕事は見つかったのだが、なにせ家を買って3年ほどたっていたから、まだローンはたんまりある。

すぐにハロワに行くが、検索するのも順番待ちだった。

3件問い合わせたり、面接したりしたが不採用。

中々きびしいなぁ、、、と思った所に今の会社に面接に行った。

もう開示されて、日にちも経っているので、私は5人目だと言われた。

パートで事務職。5時間程なので丁度良い。

実は前に面接に行ってきた所が、職歴内容を作れと言われたので、せっかくなのでそれも出した。

履歴書もテンプレートを使って出した。

そしたら面接した方が、ここまで持って来た人はいないよ。
エクセル、ワード詳しい?(詳しくないけどな)
前に来た人を採用しようと思ったけど、あなたに決めますね。

と、その場で採用決定。

あわあわしてる私に、制服を合わせる為に呼ばれた、原さん、藤巻さんが現れた。

その二人と初めて会ったのはその時だった。

原さんは60歳を過ぎて、定年からパートになったばかり。30年務めているベテランだ。

藤巻さんは、部署は違うが同じフロワーにいる人だ。
本当は瀬川さんという社員がいるのだが、休みだから呼ばれたらしい。

その時は、私もテンション上がってたしあまり印象は無いのだが、まあ、悪い印象は無かった。

が、後に色々巻き起こって行くのだ。


離れられた〜

2021-10-27 18:20:52 | 日記
松田さんは、私が社員になると知ってかなりショックを受けていた。

ある時、昼休みに更衣室の前を通ったら、原さんが電話で誰かと話している。

残念ながら、廊下まで筒抜けである。

「仕事を続けるなら、我慢しなきゃ。無理無理、私はもう退職するから。年金もらわないといけないんだから!」

けっこー大声で、そんな事を言っていた。
今まで、松田さんに相当気を使っていたんだろうなぁ。


松田さんは原さんさえまだいればなんとか自分を保てるのだが、原さんがいないとなったら、自分は私の下になるのは耐えられないのだろう。

別に、上とかないんだけどね。

帰る時、駐車場で
「すいません、そちらの仕事は離れると思います。」

と、言ったら
「私は正社員になろうって、思ってないから。全然平気よ!」
と、よくわからん返事をされた。

それから私は大変だった。

原さんの仕事の引き継ぎ、パートの仕事と掛け持ち。

イライラしてる松田さん。

私がミスしたら、「ここ、違うんだけど!」と、謝るまで「ミスがあるんだけど!」と、しつこい。

もう無理です!と部長に言うと、男の課長が、新しく人を入れるまでの繋になった。

そしたら、180度態度が変わってた。
気持ち悪いくらい、、、
私より2歳年上なのに。
声もワントーン上がるし。

何はともあれ、松田さんとは仕事もスッパリ離れる事がこれでできたのだ。


しかし、次はまた新たに私に近づくめんどくさい人がベッタリくっつき、この人が現在進行形の一番ヤバイ人になるのだ。



話がどんどん進む

2021-10-24 12:07:55 | 日記
パートが部長と直接話すのはあまり無い。

間に原さんを入れたり、係長を挟むからだ。

だから佐野さんの希望は原さんにブロックされていたのだが。

私は直接いこうと思った。

佐野さんの仕事を引き継ぎたいですと切り出した。

すると部長は前のめりになり、どうぞどうぞって感じで、あれ?と思った。

私が恐る恐る「もしかして正社員の方向もあるんですかね?」と聞いてみた。

「え?正社員なれるの?じゃあ是非ともなって!
今から、給料計算するよ」

「あ~、でもダンナに確認しないと」

しかし、聞く耳持たず部屋から出ていった。

私は思い出した。
原さんから、随分前に「あなたは子供が小さいから正社員は無理よね?」と、聞かれたことがあった。

あれが、確認だったんだ。
そう聞かれれば、当時佐野さんがなりたがっていたから、「ああ、そうですね。」と答えていた。

部長が戻り、「この位だけど」と給料を提示してきた。
私にしたら充分だ。
長男中二、次男小5。
まあ、なんとかなるし。

原さんから聞かれた時はまだ二人共小学生だった頃。

さあ、正社員になる事になり社長と常務の二次面接もすることに決まってしまった。

佐野さんは、もう気にもせず頑張ってと言ってくれた。

原さんは顔面蒼白。

そして瀬川さんもだ。

実は一年前、瀬川さんは何故か自分からの申し出でパートになっていたのだ。

息子の事で悩んでいるとき、何度も原さんから、「パートになって息子としっかり向き合わなきゃ駄目だと」何度か彼女に言っていた。
パートになる必要あるか?と思った。
「いつでも正社員に戻ればいいじゃない。」とも言っていた。

時期も中3で、高校受験がある一年だけパートになろうと思ったのかもしれない。

それを真に受けて、パートになったような私は思えた。

何故なら、おか〜さんと甘えていた瀬川さんが、最近原さんと話をしてないなと、思っていた。

そして、瀬川さんはまた正社員に戻してほしいとこの時期言っていたのらしいのだ。

当然、会社からは簡単に戻すわけもなく、退職金も払ってるらしいし。

私はそんな話は知らなかった。

私が正社員になる事は、彼女にとって奈落に落とされる程のショックを受けたみたいだ。
逆に、私に噛みつくことは無く、あのイケイケ感や毒気がなくなっていた。

そして私に話しかけてきた。

「社員になるの?」

「うん、なんか急に話が進んで」

「部長に正社員に戻してくれなきゃ辞めるって言ったら、いつ辞めるの?早く辞表出してって。まだ次も決まって無いのに、本当に嫌な人だよ!」

「、、、そうなんだ」

「再婚したけど、財布は別だし中古で家も買ったばかりなの」

「えーそうなんだ、おめでとう」

しかし、この再婚も原さんは知らなった。




罠をしかけられた。

2021-10-23 18:14:17 | 日記
佐野さんは、本当に良い人だった。と、思う。

正社員になりたくて、原さんに随分頼んでいた。

原さんは、「分かったよ私が上に言ってあげる。」と、言っていた。

しかし、彼女の事を「正社員て、私が辞めるの待ってんのか?」って言ってたから、あ~良く思ってないな、と分かっていた。

だから、私はきっと上には何も言ってないと気づいていたし、佐野さんも気づいていたんじゃないかと思う。

まだ信じていた頃は、原さんには逆らえ無かった感じだった。

何でも一生懸命やっていた。
しかし、それが逆に面白く思わないのがババア。

ある日、私に「松田さん、どうなの?」みたいな電話があった。

私は聞いてよ〜って感じで、まあ悪口を言っていた。

しかし、途中で気づいた。
反応が薄いのだ。

あ~、これは探りを入れろって指示があったんだなと分かった。

そこまでする自分に、彼女はきっと嫌になったんだろう。

私に対しても後ろめたい気持ちもでるだろう。

原さんの、パートの65歳定年になる日が約2ヶ月後となる頃、朝出勤した駐車場で佐野さんは私を待っていて、「私、他で正社員で就職するからここ辞めるね」と言った。

「マジで?しかも2週間後って。
急すぎない?」

「でも、新しい職場の方が大事だからもう、ここの事はどうでもいい」

と、言った

、、、まあ、確かにね。

相変わらず、重役出勤の松田さん。
まだいない。これは幸いだ。

私は、その朝自分の意思で行動した。

彼女の仕事をやりたいと思ったのは、松田さんから仕事の関係を少し離れたかったからだ。
ただそれだけ。

部長に、話があるんですがと声をかけて会議室に入った。

原さんは、怪訝な顔をしていた。

そこから、思わぬ方向へ変わっていくとは、、、