花と咲く身に歌あれば咲かぬ花にも歌ひとつ。
“ さみしいね 女一人で生きていくのはつらすぎるよ、
人恋しい夜は 酒がたった一人の友達さ ”
別れた人を思い出しながら 口ずさむあの歌は なぜか身に染む心唄。
アタシゃ便所の脇にヒッソリ生えたツボミさえつけないヤツデの様に花の無い男ですので花には何の興味も感動も無いのですが、アサガオの花だけは好きでシンパシーさえ感じるのであります。

朝は大輪の花を咲き誇り、夕にはシオシオに萎れてしまう、
この中途半端な潔さ。
その姿はまるでホーケイのチソポの様で儚く、切なく、もの悲しく
他人事には思えずにこりゃ股タマらんらん!なのであります。
