子供の頃は「提灯行列」が楽しみだったが今はそんな事をしている子供はいない。
東京の「お盆」の時期に開催されるのが靖国神社のみたま祭り。
初日の今日、夕暮れ時を待って行って来ました。
お目当ては「見世物小屋」東京で見られるのは靖国神社のみたま祭り、府中の大國魂神社の暗闇祭り、新宿の花園神社の酉の市の3カ所のみ。
アタシが中学の時は地元の神社にも見世物小屋が来てお決まりの「親の因果が子に報い~」って呼び込みの口上をいつまでも飽きずに聞いていて完全に憶えて学校でやって先生に嫌な顔をされたな。
今思うと昔ッから「異形」に対する「憧れ」があったんだとか思う。(さすがアタシの子供時代)
歳を喰うに連れて「異形に対する憧れ」が強くなっているのは何故だろうか?
因みにアタシは10年前、花園神社で見世物を見た帰りにバイクでコケて
救急車が到着するまで通行人の「見世物」になっていました‥。爆
現在、見世物小屋を興業しているのは大寅興行社との2団体のみ。
10年ほど前は大寅興行社と団子屋興行社の2団体だったが数年前に団子屋興行社は廃業。
この数年は靖国神社では新興の入方興行社が興業を行っている。
隣の小屋では大寅興行社が「お化け屋敷」を興業をしていた。
この入方興行社は新興だけあり、太夫(見世物の芸人)やスタッフが全て若い。
代金600円を払い(昔は「お代は見てのお帰りに」だったのだが。)
入ったら歌謡マジックショー?をやっていた。なんとバンドまでいる。
きっと、この因果なお姉ちゃん達は売れない劇団員上がりなんだろうな。
100%相違ない!アタシは断言する。
そしてメインの太夫が登場!
このお姉ちゃんも売れない劇団員上がりだろうな。
案外、シェークスピア劇でもやっていたのかもね。かもねかもね、SOかもね!
この太夫の芸は鼻から鎖を通して口から出すのとヘビの生喰い。
まあ、芸がないのは若いから仕方がない。
これからの芸の精進と活躍を期待したい。唯一の若い太夫なのだから。
アタシが子供だったときはフリークスの方々が大勢出演されていたらしいが
人権問題など面倒なのでフリークスの太夫は今ではいない。
最後のフリークス太夫は10数年前に亡くなったが「牛女」という見世物で人気だった。
どんなフリーキーな太夫だったかは生々しいのでここでは説明はしない。
こちらは隣の大寅興行社のお化け屋敷。
花園神社では見世物小屋を興業します。
「お峰太夫」というおばあさん(失礼!)の芸は天下一品!
マイクを持ったおばさんが大寅の社長で若い頃は「クモ女」を演じ
多くの男性ファンがいたという‥。
お化け屋敷の呼び込みの得意の口上は「あなたが見たけりゃアタシも見たい!」
なんか、いいよな。
神社前で発見!
コイツはまだ「クスリ」が抜けていないようだ。
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