最近では「いこい」にリピーターのお客さんもチラホラと。
で、先日リピーターさんから「店のディスプレイに。」
と嬉しいお土産を頂きました。
なんと、廃業してしまった「三ノ輪ラムネ」の未開封封入紙付のラムネ瓶。
そのお客さんは三ノ輪ラムネの宮岡商店の若旦那だったのだ。
お話を伺うと社長の急逝のために創業六十周年の年の一昨年に廃業してしまったそうだ。機械設備などは大阪のラムネ業者に引き取られたとの事。
意外だったのはアタシが懇意にしている銭湯の一つの「帝国湯」にラムネを卸していた事。知らなかったわァ！
ちなみに頂いたラムネの瓶は遠い昔に製造中止で今出回っている物しか現存していないのよ。当然、ガラス製なので落っことしたりして破損してしまう場合も多いのでかなりの貴重品。それを未開封で、あまつさえ封入紙が貼られたママのミント状態で頂けるなんて感謝感激であります。
宮岡さん、ありがとうございました！
大事に保管し、折を見て店のディスプレイとして展示させていただきます。
一緒に持って来てくれた数年前の「おやつ手帖」で紹介された、在り日の三ノ輪サイダーの宮岡商店。惜しくも鬼籍に入られた社長の「こんな商売長くは続かない。だからこそ、今がんばれんだよ。」の言葉が心に染みる。
奇しくも上野さんの「珈琲・天国」も紹介されていました。
