スーパーマンの出身地はクリプトン星。
＿＿＿田舎の地名と同じで誰も聞いたことがない場所である。
そんな人間なんていない。なんちゃってスーパーマン
＿＿＿成り切りのスーパーマンは沢山いる。
都会でもスーパーマンみたいなスペシャリストもいない。
そんな人間なんて１万人に１人もいない。
＿＿いなかったとういう肌感覚。
では、１万人に１人を探して雇うと良いと考えるだろう。
集まってくるのは年収６００－１０００万円くらい。
メンバーシップ雇用の中で屁理屈こねて自分でなんも出きないのが多数。
＿＿これが、大企業の悩み。
では年収３００万円を１０人雇えば良いのか？
＿＿これは人手とういう労働集約型産業にいる経営者の的な考え。
スーパーマンを見つけるのには、クリプトン星に行って探せ！というレベルのものになる。
都会と田舎、大企業と零細企業と何が違うのか？
こういうことが、ずっーと頭を巡ってはや３年。
そこで何をやったかと言うと、うちの会社には東京の会社から、あーだー、こうだーの売り込みが多い。
１日に何本も電話が掛かり社長を出せ！という。＿＿それに、ぜんぶ出て対応していた。
何も知らない田舎の建設会社の馬鹿社長のように扱う若いセールスが多い。
「田舎の情報音痴を見つけて商売を始めたと思える会社」からの電話だ。
それでも、相手の売り込みに対して、論理的矛盾をまるで授業のように丁寧に丁寧に質問で返す。
論理的思考の訓練を差し上げているようなものだ。
たいがいは、ヤバい会社に電話したかと思って、それからキーボード叩いて会社のホームページを見ている。
社長を出せ！言ってきた若い営業に対して、
「貴方では知識レベルが低くて会話が出来ないので、私も社長なので、オタクの社長と話しがしたい！」というと、「社長は不在です！」という。
それは営業の迷惑電話を受けた会社が返す言葉で、迷惑営業の電話をして来た会社が「社長は不在です！」というのか？と問い詰める。
「もう少し、勉強してから電話してください。」と言って電話が終わる。
基本、うちでは営業の電話はつなぐようにしているのは、このようなゴミ箱の中にもヒントがあるか確かめたいからだ。
２年以上も電話を受け続けると、ヤバい会社にリスト化されたのか？？？営業の電話が無くなっていく。
そんな中で、最近の電話。
この会社は株式公開するんではないかと思えるベンチャー企業からの電話が多くなった。名も知れないが、それなりの会社。
うちに電話するとき、思いって下から入ってくる。電話の会話から大手企業とばかり取引していることも察して判る。
極めたサービスなので、当然、お値段もべらぼうに高い。
うちが教えることの方が多いのに何で金を払わないといけないのか？と質問をする。そうすると、特別な金額になる。
年収１０００万円払っても到達できない人材レベルのものをジョブ単位で購入すると年間数十万円で手に入れられる。
サービス開始しても、その会社の従業員が尊敬した対応で仕事をしてくれるので、ものスゴいエンパワーメントで仕事してくれているのが判る。
このやり方で良いですか？と質問をしてくるので、自分の部下のように教育的指導をしてあげているので対価交換という感じ。
実際にこうやって、いろいろ教えてあげて、成功していく会社は過去にも何社かある。
そういう会社は対価交換で、提供するサービスを安くしてでも当社と契約をして勉強すると何かあると分かる経営者だ。
「半年前に電話したんですが、覚えていますか？」とリベンジして電話してくる会社も多くなった。
会社はスピード命なので、スピードUPして来て良かったという実感が湧いてきた。
ＤＸ人材を田舎にもってくるなんてTVが言っていたけど、ＤＸというのはバスワードでそんな人間なんでいないから。
どこの企業のトップもＤＸ、ＤＸと唱えると神様が下りてくるように考えているけれど、ＤＸに対する下からの報告を真に受けると裸の王様だと思うね。
過去を振り返りみても、ＳＩＳ【戦略情報システム / Strategic Information System】とか言われた時代もあった。
これらを経営方針に入れた経営者の多くは、魔法の鏡を見ていたと振り返る。
これからの時代は、リモートワークが加速して総合職は不要となり、真の専門知識をもったスペシャリストの時代になる。
これこそが、ＤＸ加速という答えだと思う。
スペシャリストは、ひとつの会社で飯を喰う時代では無くなって副業オッケーの会社に人が集まってくる。
私自身も副業がオッケーな公務員をやっていたので、６箇所から収入を得ていたときがある。
最終的に自分自身の会社をやったことが無かったので、小さな会社を始めた。
小さな会社に必要なことは小さなまま大きくしないこと。
すべてリモートワークで出来る仕組みにして、オフィスを大きくしないこと。
今の大企業がリモートワークで利益が出ている理由を取り入れる。
営業も不要！マーケティングが出来ていたら営業なしでビジネスが出来る。
このマーケティング理論を説明すると、「営業を不要にすること」に辿り着く。
３０年続いた平成のデフレ経済が、令和になって逆回転を始めている。
世の中の潮目が大きく変わっていく瞬間が今。
安ければ売れる時代は終焉し、売れない時代へと変わっていく。
そんな時代で、売れるのは買える人を相手にしたビジネスだけが残っていく。
インフレで高級品が売れるというのは、目利きが効く人（＝成功者）が商品やサービスを買うのだから。
当然、真に良い商品しか売れなくなって、価値の無い安いだけの売り物が消えていく。
人も会社も同じで価値のあるものが残る。
時代をインフレ前の３０年前に巻き戻して、新しい考えを入れた会社が伸びていく。
これから来るのは、そんな時代。
なかなかオモシロイ世の中になってきますよ。
≪記事執筆者≫
コージーベース株式会社
代表取締役 松本好司
愛媛県松山市生まれ。
富士通に在職中は社長表彰をはじめ26年間で28回の経営表彰を授与。
その後、広島県庁の特別職として経営企画アドバイザー、国の研究機関のプロジェクトマネジメントアドバイザー、公立大学の経営大学院（MBA）の新設などの公的職務を歴任。
その後、建築学科がある学校法人の顧問、専門委員などに就任し、科学的知見をもって健康で安心な保育園の設置アドバイザー、健康自然素材の健康住宅の事業をしています。
（施工エリア）松山市 伊予市 松前町 砥部町 東温市 今治市 西条市 内子町 大洲市 八幡浜市 鬼北町 西予市 宇和島市
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