ー 選挙 ー
先日、僕らの職場で親睦会の幹事を決める選挙があった。
‷ 幹事の選出は選挙で行われ、現在在籍する職員の中から幹事未経験者2名が選ばれる ”
ルールはこれだけ。
管理職も若手も関係なく、幹事未経験者が選挙の候補者(対象者)になる。
投票用紙には候補者名が記載され、その中から2名を記述して投票するだけ。
そんな折、先輩が 投票用紙に候補者として記載された上司の名前を発見!
上司に「1票入れましょうか?」といじると
上司は「やめてよ~」・先輩は「入れますよ~」と二人でじゃれあっている
先輩がこっちに向き直り「おまえも上司に1票入れろよ」と上司に聞こえるように言う
僕は「上司が嫌がってるじゃないですかー」と応えると
「これはフリやから! 押すな押すなは ❝押せ❞ やからな」と、これも上司に聞こえるように言うので
上司は「ホントに入れるなよ 絶対入れるなよ フリじゃないからな」と何度も言っている。
その後、いつも通りバタバタと過ごし選挙のことなんかすっかり忘れてたある日...
先輩と一緒に上司に呼び出された。
「俺に1票入ってるけどどういうことや?」完全に怒っている。
さらに
『この1票は先輩か、先輩に指示された僕のどっちかだ!』と言っている。
だったら先輩だけ呼べばいいんじゃね?って思ったりもするが、
そんなこと言おうもんなら いつ矛先が向くかわからない。
とりあえず静観しながら先輩を横目で見ると
バカみたいな顔してポケーっとしてる。
が、これは作戦だ。
自分は関係ないですよ~みたいなフリをして、僕になすり付けようとしている。
慌てて「僕じゃないです!」と言うと
さっきまでポケ~としてた先輩が「なに慌てとるの?」とすかさずツッコむ。
そして「おまえなんか慌てとるな」と...
つづく
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